一流のピッチャーと超一流のピッチャーの違いについて考えてみた”ぞの(@z02n05)”です。
僕が思う最大の違いは、フルカウントからの投球です。
超一流のピッチャーは、これから紹介する3つのポイントに投げ込むことができるのです。
それでは早速、紹介しましょう。
超一流のピッチャーはフルカウントからの投球でわかる理由
野球をやっていた人なら誰もがわかると思いますが、フルカウントというのは、とてつもないプレッシャーがかかります。
もちろん勝負に行っている時のフルカウントの話です。
この凄まじいプレッシャーの中での投球によって、超一流かどうかが分かれると思っています。
普通のピッチャー、一流のピッチャーとは
先に、一流のピッチャーについて話しておきましょう。その方が、超一流との違いがわかりやすいと思うのです。
まず普通のピッチャーというのは、フルカウントになるとプレッシャーに負けてしまうことが多くあります。
真ん中付近に投げて痛打されたり、明らかなボール球になって四球を与えてしまうのです。
一方で、一流のピッチャーは、プレッシャーに打ち勝つことが可能です。
際どいコースで勝負することができるのです。
しかし、勝負することができる回数は限られています。バッターにファウルで粘られてしまうと、コントロールに乱れが生じてきてしまいます。
それでは次に、超一流のピッチャーについて3つのポイントでお伝えします。
超一流のピッチャーとは
その1:外角低めに投げ続けられる
超一流のピッチャーは、外角低めに投げ続けられることができます。
外角低めは「原点」と言われ、最もバッターが打ちにくい場所です。
どれだけファウルで粘られても、ひたすらに「原点」に投げ続けられるのが超一流です。
その2:インコース低めにズバッとストレートを投げ込める
フルカウントから、インコース低めにストレートを投げ込むのを目撃したら、僕は雄叫びをあげるくらいテンションが上がります。
投げるのに、相当な勇気と精神力、集中力が必要だと知っているからです。
投球の組み立てによって、インコース低めに投げ込むのが正解不正解がありますが、いつでもインコース低めに投げ込むことができるなら超一流といって過言ではないでしょう。
その3:ストライクゾーンからボールになる球を投げられる
フルカウントになった時に、最も恐れることはフォアボールです。だからこそ、普通のピッチャーは真ん中付近にボールが集まってしまいます。
しかし、超一流のピッチャーは一味違います。
勝負に行くボール球を投げることができるのです。
ストランクゾーンからボールゾーンへ落ちるフォークボールや、外角へ外れるスライダーなど、ボール球を投げて三振を取ることができるのです。
見逃されたらフォアボールというプレッシャーも抱えながら、ストライクゾーンからボールになる球を投げられることができたら、超一流のピッチャーだと認めてしまいます。
さいごに
僕が思う超一流のピッチャーの特徴は、フルカウントから投げるこの3つのポイントです。
- 外角低めに投げ続けられる
- インコース低めにズバッとストレートを投げ込める
- ストライクゾーンからボールになる球を投げられる
これらの投球を見ていると、本当に鳥肌が立ってきます。
次に野球を見るときは、是非この視点を頭の片隅に置いてでご覧ください。
超一流と呼ばれる人たちは、これらを実践していますから。