僕はある日、座らない生活へシフトしていくと宣言したことがありますが、見事に失敗に終わっています。
座らない生活を実現するために、立って作業するためのラックを設置しましたが、今ではすっかり物置と化してしまいました。
やると決めたことを実現することが得意な僕にとっては、不覚の事実です。
そこで僕は、なんで座らない生活が続かなかったのかを考えました。
出てきた答えは、「部屋にイスが存在するためマシュマロテストと同じ原理が働いたから」です。
それでは、もう少し詳しく説明しましょう。
マシュマロテストと同じ原理が働いていた
少し前に、座らない生活へシフトしていくと宣言しました。
本を読んで、座っていることの危険性を学んだからです。
しかし、座らない生活が続いたのはたったの数日間だけで、見事に失敗に終わってしまいました。
なんの作戦も立てずに、思いつきで始めたことなので、失敗したことは当然のことですが、悔しいことに変わりはありません。
そこで僕は、原因を考えました。
見つけた答えは、「部屋にイスが存在するため、マシュマロテストと同じ原理が働いたから」でした。
マシュマロテストとは
子どもの目の前にマシュマロを置いて、一人にさせる。
マシュマロを食べるのを我慢できた子どもは、忍耐力が強く、大人になってから成功しやすい傾向がある。
簡単に説明すると、このような実験です。
詳しくは、「マシュマロテスト」でググるか、こちらの本で知ることができます。
ここで僕が何を言いたいのかというと、
イスに座らないことで将来の健康が期待できるのに、目の前の楽を求めてしまっていた。その結果、将来の得を逃してしまっているということです。
マシュマロテストでいうと、成功から程遠い行動をとっていたのです。
イスの存在をなくせば、座らない生活ができる
では、僕はどうすればいいのでしょうか。
それはきっと、部屋からイスの存在をなくせば、座らない生活になるはずです。
マシュマロを自分で隠してしまえば、食べなくなるのです。マシュマロを食べるのを我慢できた子どもは、マシュマロを見えなくして我慢していました。
しかし、それが分かったからといって、本当にイスをなくしてしまうかは、非常に悩む問題です。
なくした方が座らない生活ができて、将来の健康を得ることができると思いますが、今まで当たり前にあったものを手放すことは勇気がいります。
うーん、ひとまず決断はもう少し先延ばしにすることにします。
今日は、座らない生活ができなかった理由がわかっただけで、良しとしておきましょう。