僕の人生で最も多く訪れている土地は、京都です。
大学生の頃は、半年に一度くらいのペースで足を運んでいました。
それにも関わらず、また京都へ行きました。
目的は観光ではなく別のことだったのですが、半日ほど時間が空いたので、ぶらり観光もして来ました。
暑さが残る9月初旬だったので、京都にしては人も少なく、ぶらりとするのにちょうど良かったです。
京都御所〜日本のこと、知らないな〜
京都御所付近へ宿泊していたので、朝の散歩へと、京都御所へと繰り出しました。
荷物検査があるだけで、意外とすんなり入れました。
さすが、日本古来の建築物だけあって、趣というものを感じざるを得ません。
どこか、懐かしさ、落ち着き、温かさ、を感じる気がします。
御所の敷地中を歩いていると、絵図や掛け軸が。
恥ずかしながら、よくわかりません。
と言いますか、「自分って自分の国のこと、全然知らないな」と知りました。
教科書で習ったことは知っていますが、それほど、深い知見があるわけではありません。
それはそれで、日本人としての恥ずかしさを感じました。たぶん、御所を歩いていた外国人さんの方が、日本のことをよく知っている気がします。
深く自国のことを知りたいな。
龍安寺〜石庭は、小ぢんまりとしてるのね〜
京都御所を出て、次は龍安寺へ。
京都駅で、旅の荷物をロッカーに預けて、バスへ乗り込みました。
バスは、たくさん乗り場があって、難しかったです。
若い案内人さん(おもてなしコンシェルジュというらしい)がいたので、教えてもらって、立命館大学行きのバスに乗りました。
公共交通機関を使って知らない土地をウロウロするとき、最善のルートで目的地まで行くことが苦手過ぎる。どのバスや電車に乗ったらいいか分からない。だから、30分くらい時間に余裕を持って動かないと大失敗する。まあ、案内人さんに聞けよ、で解決する話なんだけど。
— ぞの (@z02n05) 2017年9月10日
数十分もバスに揺られて、なんとか到着。
京都の外れの方にあるので、さらに、人は少なかったです。
有名な石庭があるだけだと思っていたのですが、敷地はかなり広いのですね。
一方で、お目当ての石庭は、想像以上に小ぢんまり。
どうやって作ったんだろう?と、ぼーっと考える時間が気持ちよかったです。
石庭の横に、目が不自由な方用の、さらに小ぢんまりとした石庭があったことが印象的。
こういうのがあるって、優しさを感じてホッコリしますね。
大雲山 龍安寺|Ryoanji
仁和寺〜まだ自分が来るタイミングじゃなかったな〜
龍安寺を観光し終えたあとは、歩いて仁和寺へ。
ただの道ですが、京都の道ってだけで、気分が清々しくなります。
しかし残念なことに、現在(H29年9月初旬)は工事中のよう。
後、2ヶ月ほどで、工事は終わるみたいです。
これを見たとき、「まだ自分が来るタイミングじゃなかったな」と、直感で感じました。
なので、あまり長居はせず、さらっと観光を終えて、仁和寺の目の前からバスへ乗り込みました。
また、来ます。
世界遺産 総本山 仁和寺
雑感
9月の京都は、特に観光シーズンというわけではないので、比較的空いている印象でした。
京都駅や四条付近も散策したのですが、落ち着いた雰囲気を感じました。
「ぶらり」と、したいだけの人には、この季節が狙い目かもしれませんね。
あ、バスが乗り放題になる乗車券カードが販売されていたので、一日3回以上バスに乗る予定の人はお得ですよ。