一人暮らしをしている我が家へお友達のみうら雪絵さん(通称:雪絵さん)をお招きして、カウンセリングの個人セッションを受けた”ぞの(@z02n05)”です。
かれこれ長い付き合いですし、今回は2回目の個人セッションということもあって、リラックスして思いの丈を話すことができました。
今からご紹介するのは、セッションの中で見つけた気付きです。
おかげで、ずっとソッポを向いていた小さなぞのくんが、ようやく前を向いてくれた感覚があるのです。これから一緒に広い大地を走り回ってくれるかな。
雪絵さんにセッションをお願いした理由
今回、雪絵さんにセッションをお願いした理由は、ビリーフリセット初級講座の2日目で見つけた「見捨てられビリーフ」を解放するのを手伝って欲しかったからです。
いつものように自分でビリーフと向き合うことをやっていても、見捨てられるという思い込みが、どうしても拭えなかったので、プロの手を借りることにしたのです。
雪絵さんとは住んでいる場所が比較的近くので、セッションの場所は我が家で。
一人暮らしのお祝いで、シクラメンを持ってきてくれました。ありがとうございます。ちょうど、植物を育てたいと思っていたので、とても嬉しいです。
プロフィール | 和の森
セラピー・カウンセリング | 和の森
やっぱりあの頃に心を閉ざしていたんだ
雑談もそこそこに、早速、セッションを開始。
- 僕の見捨てられビリーフというのは、大切にしたい人に対して発動するもの。家族は、絶対に見捨てられないと思っているけど、恋人や友人に対して発動してしまう。
- 自分が大切な人に対して、何も貢献することができないと、見捨てられてしまうという不安がある。だから、その人に対して価値のあることに、全力を尽くしてしまう。他人軸で生きてしまう。
- 頭では、見捨てられることはない分かっているのですが、心は何か別のことを言ってそう。だけど、その心の声が聞こえない。だから、どうしたらいいか分からない。
こんなことを、相談しました。ただ、心が何も話してくれなかったので、何が問題なのかを雪絵さんに伝えることが難しかったですし、僕に何が必要だったのかを汲み取っていただけるのも難しかっただろうなと。
ただ、さすがプロです。僕の心をザワザワさせて、何を言おうとしているのかを引き出してくれました。引き出されているときは、頭では恐怖を感じますが「本当は〜なんだよ」と小さく呟いているぞのくんがいました。
そこで出てきたことは、「やっぱりあれか」という過去の記憶です。心の声を聞くことをやめた出来事があるのです。
中学時代のいじめの記憶です。毎日友達にからかわれるので、学校に行くのが嫌でした。授業が終わった瞬間に、誰もいない場所へ逃げていました。このことを相談できる人はいませんでした。両親に言ったところで、父にはやり返せ!と怒られるだけですし、母には心配をかけるだけだし。だから、家では、人知れず泣いていました。
それ以来、悲しいという気持ちを感じることをやめたという自覚があります。それまでは、たくさん笑って、泣いていたぞのくんが、無表情になり、感情をあまり出さなくなったのです。
本当は求めていたこと
そんな話をした後に、雪絵さんに聞かれました。
「中学生のぞのくんは、本当はどうして欲しかったの?」
友達や先生に助けてもらいたかったのか、家族に相談したかったのか、それとも何か別のことなのか。心の声に耳を傾けました。すると小さな声で、こんなことを言ってくれました。
「お前ならできると、応援して欲しかった」
そう、僕は、両親に応援して欲しかったのです。助けて欲しかったわけでも、助言が欲しかったわけでもありません。
「お前ならできる」と、背中を押して欲しかったのです。
お前なら立ち向かえる。お前は強い。お前はやれば出来る。だから大丈夫だ。だけど、困ったときは、助けてあげるからな。
この言葉が欲しかったんです。こう言ってもらいたかったんです。そうしたら僕は、いじめっ子から逃げ回らずに、立ち向かうことができたはずです。
気が付いてあげたら、前を向いてくれた
本当は求めていたことに気が付くことが出来たおかげで、小さなぞのくんが前を向きました。
「ようやく分かったか」とでも言っているようです。大人になった僕は、すかさず「す、すみません」と返事をしてしまいました。
そして感じていることを噛み締めていると、今までにない、心の底からこみ上げてくるような力を感じました。
▼それを絵で表現したら、こんな感じ。
熱く燃え盛る炎なんだけど、どこか冷静で、知的な一面を持ち合わせている感じ。どっしりと構えていて、安定感がある。一方で、今すぐにでも走り出したい気持ちもある。そんな絵です。
自分で自分を応援して行く
今回のセッションでわかったことは、自分は守って欲しいのではなく応援して欲しかったということ。寂しいから構って欲しいのではなく、お前なら大丈夫だと言って欲しかったということ。
ただ、それを他人に求めたところで、望みが叶うかどうかわかりません。じゃあ、どうすればいいかの答えは、簡単です。
自分で自分を応援するのです。「ぞの、お前ならできる」と自らを鼓舞して行くのです。小さなぞのくんも前を向いてくれたので、今度は大人の僕が頑張る番です。
だから、僕は頑張りますよ。自分で自分のお尻を叩きます。また困ったときの最強の味方は自分です。
他人軸ではなく、自分軸で生きていきます。
雪絵さん、セッションをしていただき、ありがとうございました。また、お願いします。
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