Points of Youによるコーチングセッションを100人に行うチャレンジをしています。
今年のゴールデンウィークは、ひたすらにセッションを行っていたと言っても過言ではありません。ゴールデンウィークだけで、13名とセッションすることができました。
おかげで僕のコーチングスキルは、めちゃ上がってます。自画自賛です。セッションが終わるごとにPDCAを回しているので、日々の成長を感じます。
その成長の中で、最も大きな気付きは、「切り込んだセッションの方がお互いのために有意義な時間が過ごせる」ということ。
当たり障りのないセッションより、話が深くなるセッションの方が、クライアントの満足度が高くなることがわかったのです。
それでは、このことについてご紹介します。
初見の人には、どこか手加減していた
Points of Youコーチング100人チャレンジは、基本的に、知っている人に受けていただいています。オンラインコミュニティ「ライフエンジン」の仲間たちです。
しかし、その中でも、全く話したことがなかった人もいますし、コーチング自体が初めてだという人もいます。
そんな人とセッションするときは、「Points of Youというものを楽しんでもらいたい」「コーチングを体験してもらいたい」という気持ちから、当たり障りのないセッションをするようにしていました。
「これ以上踏み込んでも、この人は大丈夫かな?」「辛い気持ちになってしまわないだろうか?」というように。
切り込んだ方が、満足度が高いらしい
しかし、コーチングセッションを体験していただいた”もじぇさん”から、こんなことを言われました。(セッション後のアンケートにて)
急に質問の腰が低くなるw
セッションの最後にも言いましたが、全然的外れなセッションではなかったのでもっと抉って大丈夫だと思いました。そうしてもらえることで、こちらも信頼されていると感じてセッションの深みが増したりするのではないかしらと。
また受けたい気分になったらお願いするので、技磨いておいてくださいw
(※掲載許可はもらっています)
ここで僕は気が付いたのです。
「無意識レベルで、クライアントの懐に踏み込むことを避けていた」と。
“クライアントのために”切り込まないようにしているつもりだったのですが、僕自身が切り込むことを恐れていたのだと思います。
「やり過ぎて怒らせてしまったらどうしよう」「抉り過ぎて取り返しのつかないことになってしまったらどうしよう」とか。
しかし、僕が考えている深掘りするレベルは、非常に浅かったようです。クライアントにとって、表面的な部分しか触っていなかったのかもしれません。
これに気が付いてから、PDCAを回しました。意識的に、クライアントの内面へ深く入り込むようなセッションに切り替えたのです。グイグイと、抉るような質問をするようにみたのです。
そうしたらですね、セッションを受けていただいた方からの、満足度がめちゃ良くなりました。5段階で評価していただいているのですが、最高点の5点の評価ばかりになったのです。
また、セッション後に感想を聞いても、「本質的な問題が見えた」「対症療法じゃなくて根治療法」と言われるようになりました。
ここでの最大の学びは、クライアント自身を、もっと信頼しても良かったということ。僕は、クライアントのために無意識で切り込み過ぎないようにしていましたが、その必要はなかったようです。それは、勝手な思い込みだったのです。
おかげで、今まで以上に、クライアントの魂を見ることに、楽しさを感じることができるようになりました。セッション中に、フロー状態になっていることに気が付けるようになったのです。
覚悟を決めて申し込みしてもらわなきゃ
切り込んだセッションの方が、クライアントにとっても僕にとっても有意義な時間を過ごせることが分かりました。
しかし、一つ注意することが増えました。
お互いの負担が増えるということ
深いセッションになるので、当然のことです。僕も、セッション後のグッタリ感が大きくなりました。
クライアントには、それなりの覚悟を決めて申し込んでいただく必要があります。今までも覚悟を決めて申し込んでいただいていたかと思うのですが、「なんとなく申し込んでみた」という感じだと、ちょっとビックリさせてしまうかもしれません。
自分を見つめる覚悟を決めて、申し込んでもらうように、方針を変更しようと思います。