独身、子なしの”ぞの”が子育て本を読んでみた。
子育てへの関心があるので、親になった目線で読むつもりだったが、違う感情が現れた。
両親の偉大さと、育ててくれたことに対する感謝の気持ちである。
本書は、子育てのための本である。
僕のように、独身で子どもがいない人が読むことは想定されていないだろう。
読んでみたきっかけは、年末に参加したセミナーの懇親会でたまたま頂いたからだ。
普段なら絶対に手に取ることはない。
本書を読む前は、自分が親になったときの参考になることを見つけたいという気持ちが強かった。
しかし、読み進めるうちに気持ちに変化が現れた。
自分の両親への感謝の気持ちが芽生えてきたのだ。
本書には、子育てのための心得が55も紹介されている。
その心得に、幼い頃に両親から言われたことが重なった。
大人になった今では当然のように、箸を持って食事をすることができる、字を書くこともできる、刃物を持つことだってへっちゃらだ。
試行錯誤しながら、僕をここまで育ててくれたのだろう。
そんな光景を想像すると、両親への感謝の気持ちがあふれ出してきた。
0歳からみるみる賢くなる55の心得
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