今年の3月にフォトリーディング・ホール・マインド・システムの講座を受講して3ヶ月経ちます。
読んだ本の数はおよそ50冊!そのうちマインドマップを書いたのは約30冊です!
ようやく自分流のやり方らしきものが見えてきたので、ブログに書いてみます。
フォトリーとは
フォトリーディング・ホール・マインド・システム(以下フォトリー)とは、一言で言ったら速読です。
脳の本来持っている力を利用して、効率よく読む技術のことです。
フォトリーの目的を、講義のときに次のような言葉で教えていただきました。
利用可能な時間内に、必要なレベルの理解度を得て、読み終えること。
この技術を身につけるためには当然、フォトリーの黄色い本を読むだけ、講義を受けるだけ、では身につきません。
本や講義で学んだことを信じて、訓練あるのみです。
フォトリーは次の5つのステップを行うことによって本を読んできいます。
1.準備
2.予習
3.フォトリーディング
4.復習
5.活性化
ぞの流フォトリー
ここからはフォトリーのやり方を、知っている人向けに書いていきます。
フォトリーって何だろうという人は、この本を読んでくださいね。
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準備
まずは、集中加速モードに入ります。
これをやるかやらないかで、理解度が大きく異なります。
かける時間は約20秒!
これを怠ってはいけません。
- 数字の「3」を思い浮かべて、身体をリラックスさせます。
- 数字の「2」を思い浮かべて、心をリラックスさせます。
- 数字の「1」を思い浮かべて、きれいな景色をイメージします。
僕は、きれいな景色を思い浮かべるのが、とても好きです。
その時の気分によって、森の中や海の見えるところなど毎回違った景色が思い浮かぶので楽しんでいます(笑)
予習
本の「はじめに」と「おわりに」など、最初と最後にある導入とまとめの部分をざっと読みます。
著者や監修、訳者など、本に関わっている人が誰かを見て、知り合いになったつもりになることが大切です。
フォトリーディング
ただただ、めくるだけというのがポイント。
文字は読まない!
なんとなく見ていて、「文字が多いなー」とか「図がたくさんはいってるなー」程度が分かればオッケーです。
あとは、なんとなーく本の長さ(めくる量)がどんなものか、確かめるって意味合いが大きいのかなと思ってます。
ここでは、気合いを入れてはいけません(笑)
復習
目次をガン見します。
ここで、自分にとってのキーポイントはどんなことかチェックします。
目次を見ても、キーポイントが掴みにくいときは、本文を見て、トリガーワードを探します。
ここでは、絶対に3行以上読んだらダメです。
時間の無駄だと思っています。読むのは活性化まで我慢してください。
どこにどんなことが書いてありそう(あるかではなく)か、なんとなーく分かる程度で大丈夫です。
ここまでやったら本の内容は1〜3割くらいは分かっているのではないでしょうか。
このタイミングでやることは、本当に活性化をやる必要あるかを自分に聞いてみることです。
興味がなかったら、読まないことによって時間の節約になります。
興味あったら、早く読みたい!となり、活性化がより捗ることになります。
黄色い本では、ここで生産的休息を勧めていますが、僕は、あまりやっていません。
ちょっと休憩で、身体の緊張をほぐしたりはしますが、何時間も休むなんてことはしないです。
活性化
これも適当でいいと思います(笑)
「しっかり読みたい」と思えば思うほど気負ってしまって、逆に時間がかかりすぎてしまうからです。
無駄なところまで読んだり、思考が固まってしまうのを避けたいです。
遅くても20分以内にキーポイントとなる部分がだいたい分かる程度のレベルで読み終えることを目指しています。
こんなんじゃ読んだ気にならない!と思うかもしれませんが、わざとその気持ちを作っています(笑)
そう思ったら2回目の活性化をやればいいんです。
一回でしっかり読み解くことができたらベストですが、2回×20分の活性化をやった方が、時間の短縮にもなりますし、理解度も格段にいいです。
さいごに
あくまでフォトリーの目標は利用可能な時間内に、必要なレベルの理解度を得て、読み終えることです。
一回目の活性化で、物足りないと感じなかったらそこでやめるべきです。
内容がよく分かってないからといって、読みたいと思えない本を再読するのは、時間がもったいないと思います。
フォトリーの技術には、読まない勇気が、とっても大事だと思います。
使える時間は限られているのです!必要以上に理解する必要は本当にありますか!?
このことを意識するようになってからフォトリーにかかる時間と理解度がかなり改善されました。
ここまでが、フォトリー歴3ヶ月のぞののやり方です。
まだ、訓練中なので、ここからさらに改善していくことになるかもしれません。
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