石川善樹さんの「友だちの数で寿命はきまる」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
まさか「人とのつながり」が、寿命にまで影響することに驚きました。
あなたは「人とのつながり」が寿命にどう影響するのか想像することができますか?
難しそうな本の予習のために読んでみた
本書を手に取った理由は、分厚く高価な「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」を読む前に、易しい本で予習しようと思ったからです。
本のタイトルから、友達の数と寿命がどのように関係しているのかについて、どのように解説されているかにも興味がありました。
人との「つながり」が最高の健康法
本書では「人とのつながり」が増えることが最高の健康法であり、その結果として寿命が延びるということが解説されています。
身近に感じられる事例が多く紹介されていて、「つながり」に関する入門書としては最適です。その事例の中から、特に気になったことをいくつか紹介します。
- お見舞いに来てくれる人の数で死亡率が変わる。
- 孤独は喫煙よりも身体に悪い。
- 孤独な人は死亡率が2倍になる。
- 妻は”定年後”に備えて「つながり」を再構築する。
- 夫は、犬の散歩で地域コミュニティデビュー。
- 感情や行動は3次まで影響している。
- 「つながり」は質よりも量を追求した方が良い。
- コミュニティには責任ある立場で属した方が長生きする。
- 誰かのためにお金を使うと脳は幸せになる。
つながりが増えると、外出する機会が増えて運動不足の解消になります。また、ストレスを解消する手段が増えることにもなるので、寿命が延びるそうです。
さいごに
紹介されている事例は、つながりと寿命の関係を理解するために非常に役立ちました。今まで以上に、積極的に人に会いに行きたいという気持ちになります。
本書は僕のように「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」を読むことを躊躇している人に、特にオススメです。とても読みやすいのです。
あなたもつながりと寿命の関係について学んでみてはいかがでしょうか?