「投資の神様 バフェット流投資で、勝ち組投資家になる」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
本書は、僕の人生の中で出会った本の中でも、最もわかりやすく、最も投資初心者にお勧めしやすい本です。
なぜなら、OLと大投資家が登場する物語から、あの「投資の神様」であるバフェットの考え方を学ぶことができるからです。
個別株への投資を学ぶために
本書を手に取ったきっかけは、個別株への投資について学ぶためでした。金融投資歴は5年ほどありますが、個別株にはあまり手を出していなかったので、一から学びたかったのです。
そこで、投資といえばバフェットなので、バフェットに関する本から読み始めることにしました。まずはじめに、「1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則」という、とても気楽に読めそうな本から読みました。
「1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則」で、バフェットの考えをなんとなく知ることができて、もっと深くバフェットについて知りたいと思って、次に手に取ったのが本書「投資の神様 バフェット流投資で、勝ち組投資家になる」でした。
物語だから分かりやすい
投資の本といえば、初心者にとって、「なんとなく難しいだろうな」「読んでいて眠くなりそうだな」という印象があると思います。僕も初めて「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理」を読んだ時は、同じでした。
しかし、本書は、身近にいそうなOLが主役の物語の投資の本です。お金や投資について知りたいOLがあることをきっかけに大投資家と出会うことで、大投資家からバフェットの考え方を学んでいく物語となっています。
この物語の中から、バフェットの名言
「株を買うことは、結婚相手を選ぶようなもの」
「投資とは、見逃し三振がない野球」
を知ることができます。
結婚相手を選ぶという話では、主人公のOLとその友人が吹き出してしまいそうなくらい面白いやり取りが繰り広げられます。
物語なので、こんなついつい笑ってしまうような要素がたくさん盛り込まれているのが、本書の特徴なのです。
それでいて、バフェットの考え方について、納得のいく解説がされていることが、投資初心者に読んでもらいたいと思うポイントとなっています。
さいごに
本書は、僕が今まで読んだ中で、最もわかりやすく、最も投資初心者にお勧めしやすい本です。
バフェットについて知りたいという人にも、身近な事例からバフェット流を学ぶことができる一冊となっています。
あなたも、投資について興味があれば、本書から手に取ってみてはいかがでしょうか?