あいちトリエンナーレが大好きな”ぞの(@z02n05)”です。
岡崎地区に引き続き、豊橋地区を鑑賞してきました。
豊橋地区では、美しいと感じることができる作品と、遊び心をくすぐるような作品が多い印象です。
すべて鑑賞するのにかかった時間は、約2時間30分ほどです。
それでは、オススメの鑑賞コースに沿って紹介しましょう。
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
豊橋地区を回る人の多くは、豊橋駅を使うことでしょう。なので、豊橋駅をスタート地点としてオススメコースを紹介しています。
まずはじめに向かうのは、豊橋駅南口から徒歩3分ほどのところにある「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」です。
連絡通路から入ってまずはじめに飛び込んでくるのが、大巻信嗣さんの作品。
大きな壺のようなものの模様が非常に美しく、様々な角度から見て楽しむことができます。また、壺の中にある証明は、稼働するので、影のでき方の変化を楽しむことができます。
近くには「名古屋市美術館」「岡崎地区」で出会った作品の兄弟が展示してありました。
ここの会場の奥の方へ進むと、鳥の鳴き声を聞きながら、鳥に関する作品を鑑賞することができます。
水上ビル
次に向かうのは、「水上ビル」がある大豊商店街です。「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」からは、2,3分歩けば到着します。
ここの商店街は、非常にユニークな印象です。
まず、鳥が作品となって飼育されていることに驚きました。鳥に触れることはできませんが、動物と作品が一体となっている見たことありません。
この商店街が面白いと感じた理由は、作品が面白いからだけではありません。
ビルとビルの隙間に、日常を切り取ったような絵が描かれていたり
花火専門店と思われる店など、見たことがないような店がいくつもありました。
きっと天気が良かったら立ち寄って、花火を購入してしまっていたことでしょう。
豊橋駅前大通
最後に向かったのは、「豊橋駅前大通」にある「はざまビル大場」と「開発ビル」です。
「はざまビル大場」では、見て、触って、乗ることができる宇宙船のような作品があり、よく見るとクスッと笑えるような部分をいくつも見つけることができました。
「開発ビル」は、エレベーターで10階まで上がり、作品を見ながら下へ降りていきます。
「開発ビル」全体を通して、光と色の美しさが際立つ作品が多い印象です。
9Fにある佐々木愛さんの「ここからのその先」という作品は、部屋に入った瞬間「うわっ」と驚きの声を上げてしまいました。
繊細さと白色がとにかく美しかったです。
この日、最も目を引いたのは、5Fにある久門剛史さんの「らせんの練習」という作品です。
時計のようにチクタクと動く鏡に照らされた光が反射して、天井を美しく輝かせていました。少しづつ光の形が変わっていく姿に、うっとりしてしまいました。
さいごに
豊橋地区全体の印象は、美しいさと遊び心が刺激される作品が多いように感じました。
会場もコンパクトにまとまっているので、迷うことなく鑑賞を楽しむことができました。
あなたも、あいちトリエンナーレの豊橋地区へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
▼あいちトリエンナーレ2016について
- テーマ:虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅
- 会期:2016年8月11日(木・祝)~10月23日(日)[74日間]
- あいちトリエンナーレのホームページはこちら
- 主な会場:愛知芸術文化センター(愛知県美術館)、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(長者町会場、栄会場、名古屋駅会場)、豊橋市内のまちなか(PLAT会場、水上ビル会場、豊橋駅前大通会場)、岡崎市内のまちなか(東岡崎駅会場、康生会場、六供会場)