「自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
最近よく聞く「アンガーマネジメント」という言葉ですが、どういったものか理解したくて、入門書である本書を手に取りました。
怒りについて向き合ったことがなかった僕が、最も大きく首を縦に振ったのは怒りの原因は「〜べき」」だということです。
早速、紹介しましょう。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントという言葉を聞いて、あなたはどんなことか説明することができますか?
僕は、なんとなく怒りをコントロールする技術のこと?という理解でいました。
本書によると、アンガーマネジメントとは、次のようなものだそうです。
怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング
怒りによる後悔をなくすことがアンガーマネジメントの目的なのです。
僕には、怒りで友人と喧嘩をした、思い出したくない後悔があります。
アンガーマネジメントを学ぶ2度と同じ経験をしなくて済むのでは?と、本書に対する興味がどんどん湧いてきました。
怒りの原因は?
僕が最初に気になったのは、「そもそも怒りって何?」ということです。
何かに対して「イラっ」としてしまうことがありますが、なんで怒りという感情が現れるのかわかりませんでした。
怒りは第二次感情である
本書にある「怒りは第二次感情である」という言葉を知り、怒りの原因が腑に落ちたように感じました。
まず、水が入ったコップを想像してみてください。その中に、第一次感情である不安や悲しみ、疲労といった感情の水が溜まっていき、コップから溢れた時点で怒りへと変化するのです。
そのため、怒りを少なくするためには、コップを大きくするトレーニングを積む必要があるようです。
怒りの正体は「〜べき」
怒りという感情が現れる条件は、コップの水が溢れる他にもあります。
それが、「〜べき」という言葉です。
例えば、あなたが会社の上司だったとしましょう。そして、部下に対して「若手なら、率先して挨拶をすべき」という考えを持っていたとします。
そこへ部下がやってきて、挨拶をせずに素通りした時、上司であるあなたは、きっと怒りという感情を抱いてしまうでしょう。
些細な例ではありますが、自分にとって「〜べき」と考えていることが目の前で裏切られてしまった時に、怒りという感情が表れてしまうのです。
自分が怒りを感じたシーンを思い出すと、確かに「〜べき」だという期待を裏切られた時に「イラっ」としていることに気がつくことができました。
診断してタイプ別の怒りコントロール法を知ることができる
本書を購入すると「アンガーマネジメント診断」という怒りタイプがわかるテストを受けることができます。
本文中にも簡単な診断テストがありますが、「アンガーマネジメント診断」は専用のWebサイトを使って診断することができます。
早速、挑戦してみて、10分ほど質問に答えて結果が出ました。
ストレングスファインダーのように、「なんで自分のことがこんなにもわかるの?」と言いたくなるような診断結果です。
「なかなか心を開きません。」という診断に、ドキッとさせられました。
さいごに
初めてアンガーマネジメントに関することを学びましたが、非常に面白く感じました。
人が怒りを感じる原因や、自分の怒りタイプを知ることができたので、大変満足しています。
怒りという感情とは、これからの人生でも付き合っていかなけばれいけないので、これからもしっかり学んでいきたいと思います。
あなたも一緒にアンガーマネジメント、始めてみませんか?