何を隠そう、僕はフォトリーディングという速読術を身につけて、3年ほどが経つ人間です。
その間に読んだ本の数は数知れず。仕事で使う資料も、基本的にはすべてフォトリーディングで目を通しています。
また、マインドマップの使い手でもあります。
考えをまとめたいときや、深く理解したい本を読んでいるときなどに使います。
そんな僕が、速読術や読書術と言われるものについて、理解度と時間の関係から思うことをお伝えしたいと思います。
それでは続きをご覧ください。
フォトリーディングは、時間重視の読み方
フォトリーディングでの読み方は、パラパラとページを目でスキャンするように読み、気になったところだけに、再度、目を通すというのが特徴です。
この読み方を身につけてから、僕の読書時間は、激減しました。
短時間で、本の中から必要な情報を抜き取ることができるようになったからです。また、仕事で使う資料なども、内容をつかむのに、時間はかからなくなりました。
本にもよりますが、およそ20分程度で、そこそこ満足できる理解度で読み終えることができます。
何を持って理解したというのかという話もありますが、ここでは仮に70%の理解度としておきます。
マインドマップは、理解度を深める読み方
次にマインドマップによる読書は、短時間で読み切ることを目指してはいけません。
かといって、時間をかけ過ぎても意味がないので、必ず1時間以内で終えるようにマインドマップ読書術を実践しています。
この読書術は、理解度を深めるために使っています。
理解度を数値化するなら、90%です。
気になる部分を単語で書き出し、最後に全体を俯瞰して見ることができるので、深い理解を得ることができます。
また、後から、書いたマインドマップを見ることで、本の内容を思い出すことができるというメリットもあります。
ノーマルな読み方は、原則しない(できなくなった)
一文字一文字を追いかけていく読み方のことをノーマルな読み方と言いますが、これは原則やっていません。
そもそも一文字ずつ読むことが、出来なくなりました。
関心のないところは読み飛ばすというのが当たり前になったので、バカらしくてやっていられなくなったのです。
それでもあえて一文字ずつ読んだとしたら、理解度はフォトリーディングよりも低くなります。
時間をかけることで、本の内容が絡まり合ってしまう感覚です。時間をかけたからといって、より理解が深まるというのは、違うと考えています。
まとめ
まとめると、次のようになります。
- フォトリーディング:短い時間で、そこそこの理解度で読み終えたい
- マインドマップ読書術:理解を深めたい
- ノーマル:使わない
求める理解度と読書に使える時間から、どうやって読むかを判断しています。
実際は、9割の本をフォトリーディングで、チャチャッと読み切ってしまいますが。