金融投資というものを始めて5年以上が経つ”ぞの(@z02n05)”です。
始めたばかりの頃は、株価の一円の値動きに一喜一憂していました。
なぜなら、新入社員でもらったばかりの決して多くない給料で、右も左もわからず株式投資を行なっていたからです。
今思えば、とにかく危険すぎると分かるので、すぐにでも止めに入りたいところです。
では、なんと言って止めに入るのか。
「初期投資0円でいいから、積立投資をやってみな」と言ってあげたいです。
今日は、その理由について、当時の僕へ向かって、説明したいと思います。
お金に余裕がないから金融投資へ興味が湧いた
金融投資へ興味を持ち始めたばかりの僕は、お金に余裕なんてものはありませんでした。
学生から社会人になったばかりの、給料をもらい始めてすぐのことです。生活に困ることはありませんでしたが、自由気ままに遊んで暮らせるわけでもありませんでした。
そこで当時の僕は、もっとお金を稼ぎたいと思って、金融投資というものに興味を持ったのです。
その時、最初に買った金融商品は、誰もが名前を聞いたことがある小売業の株式。
給料を切り詰めて「エイッ!ヤー」で、購入しました。
今の自分なら、危険すぎて目も開けられない行為です。
投資初心者は、初期投資0円の積立投資から
そんな当時の僕に、今の僕がアドバイスをするなら、きっとこう言うでしょう。
「初期投資0円でいいから、積立投資をやってみな」と。
お金に余裕がない人が、大金を投資することは危険なことです。
最初から何万円も投資してしまうと、値動きに心が乱れて、正常な判断ができなくなるからです。
その証拠に、当時の僕は、株価が一円動くごとに心臓が「ドキッ」っと反応していました。十円も動いたものなら、速攻で売却ボタンを押していました。
情けない話ですが、本当のことです。
だからまずは、金融投資というものに慣れる必要があると思うのです。
「値動きはどれくらいするものなのか」「そもそもお金を投資するとはどういうことか」「ニュースの影響はどれくらい受けるのか」
当時の僕は、何も知らなすぎました。
だから、「初期投資0円でいいから、積立投資をやってみな」と、言ってあげたいのです。金融投資に慣れるのに、多額の初期投資は必要ありません。
投資信託を積立投資するなら、今日現在SBI証券だと月に100円から始めることができます。
月に100円なら、いくらお金に余裕がない僕だって、無くなっても困らない金額です。いわゆる余裕資金というやつです。
「100円なんて、投資する意味がないじゃん」などと言われたら、「じゃあ500円にしてみては?」と金額を上げて、無くなっても困らない上限金額を探していきます。
さらに積立投資のいいところは、毎月少しずつ合計投資金額が増えていくので、お金に対する耐性も少しずつ強くなっていくことです。
1ヶ月目は100円を投資して、2ヶ月目も100円を投資すると、合計200円になるといった具合です。
月に100円ずつ増えていくことに耐性ができてきたら、500円にして、1,000円にして、10,000円にしてと、少しずつ投資金額をあげていくことで、お金に惑わされない判断力が身についていきます。
だから当時の僕には、くどいように「初期投資0円でいいから、積立投資をやってみな」と、伝えたいのです。
ちょっと背伸びした金額を投資するのは、心の耐性を強化してからでも遅くはありません。
あなたももし、当時の僕と同じ状況なら、初期投資0円からできる積立投資を、一つの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?