「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
アドラー心理学について書かれてある「嫌われる勇気」を熟読していたのですが、とても似ているなという印象。
“選択理論”について深く理解したいと思いました。
2つの島
世の中には、2つの島があるとのこと。
1つは、外的コントロール島。もう一つは、選択理論アイランド。
外的コントロール島の住人は、相手を自分の思い通りに動かそうとします。
気にくわないことがあると、「〜が悪い」「〜のせいで」というように、自分が、相手をコントロールできると思っている人たちが集まっています。
一方、選択理論アイランドの住人は、「人は、自分の行動しかコントロールすることが出来ない」と考えています。
相手の考えや行動は、自分にはコントロールできない。
相手は、自らその選択をして動いているのだ。
という、思考の持ち主が住んでいます。
どちらの島の人が、豊かな暮らしをしていそうか、わかりますよね。
移住するために
だれもが、外的コントロール島から選択理論アイランドに移住したいと思います。
では、どうしたらいいのでしょう。
選択理論アイランドの住人とたくさん関わる
新しい考え方を学び続けて、だんだんと選択理論アイランドの住人らしくなっていくそうです。
僕は、この1,2年で住民票を移す権利がもらえそうになっている気がしてます。
以前は、完全に、外的コントロール島に住んでいました。
しかし”勝間塾”に入ったら選択理論アイランドの住人がいっぱいいて、その人たちとずっと繋がっています。
おかげさまで、ほとんどの場合において、
「相手を変えることは、出来ない」
「相手には、ちょっとだけ期待して、あとは、自分がカバー出来るようにしよう」
という考えになってきました。
ですが、たまーに相手の行動に対して「カッチーン」と頭にきて、外的コントロール島にカムバックしていますorz
起こりやすいのは、外的コントロール島の住人と一緒にいるとき。
完全に移住するためには、周りの人間関係を変える必要がありそうです。
5つの基本的欲求
<基本的欲求>とは「私たちが生まれてから死ぬまでとり続ける行動のすべてを動機づけるもの」であり,「動機は遺伝子に組み込まれていると私は信じている」
と、選択理論の生みの親、グラッサー博士は言っています。
<基本的欲求>の特徴を知ると、知らず知らずのうちに自分が求めているものや、得意としている領域がどんなものなのかが分かりやすくなります。
ストレングスファインダーのようなものですね。
本書にある「欲求のプロフィール・チェックリスト」で、調べることが出来ます。
この<基本的欲求>は、5種類あります。
- <愛・所属の欲求> 誰かとつながっていたいという欲求
- <力・価値の欲求> 自分には、力がある。自分は価値ある存在だと感じたい欲求
- <自由の欲求> 自分の思うように自分で決めたいと思う欲求
- <楽しみの欲求> 新しいことをやってみたい。知りたい、学びたいという欲求
- <生存の欲求> 生命維持装置のような役割で、生き永らえようとする欲求
僕の診断結果は、こんな感じ。(10段階チェック)
<愛・所属の欲求> (3)★★★
<力・価値の欲求> (9)★★★★★★★★★
<自由の欲求> (6)★★★★★★
<楽しみの欲求> (7)★★★★★★★
<生存の欲求> (3)★★★
<力・価値の欲求>が(9)なのは、予想外でした。
たしかに、思い当たる節はあります。
ストレングスファインダーでいうと、”責任感”、”最上志向”、”自我”ですよね(笑)
どれも、上位にありますww
上質世界
- 「自分にとっての気分の良いイメージ写真」を貼っておく、まるでアルバムのようなところを<上質世界>と呼んでいます。
- <上質世界>は、成長と共に絶え間なく作り直されていきます。
- グラッサー博士は<上質世界>について「私たちの人生で最も重要な部分」と言っています。
<上質世界>という考え、ユニークだと思いました。
自分にとっての、上質世界って・・・
イマイチつかめないですorz
アルバムという表現をしているので、”なりたい自分”や”やってみたいこと”の写真を集めて、アルバムを作ってみようかな(笑)
さいごに
選択理論おもしろい!
本書は、入門書でとっても分かりやすかったです。
他にも、グラッサー博士の書いた分厚い本もあるので、もうちょっと本書を熟読してから、購入しようかなと思います。
また、選択理論に関するセミナーとか、開催されてたら足を運んでみたいです。