TaskChute Cloudを全力で使っている”ぞの(@z02n05)”です。
先日には、初心者向けの解説までしてしまうほどに、どっぷりTaskChute Cloudの世界にはまっています。
ただ、ここでしっかりご紹介したつもりなのですが、どうしても足りない解説も多くあります。
今から解説しようとしている”モード”という概念もその一つ。
TaskChute Cloudに出会ったばかりの人は、どうしても分かりにくい考え方だと思います。
それをなるべく身近なシーンで想像できるように解説していきますので、モードがよくわからないと感じていた人は、続きをご覧ください。
モードを設定する意味
TaskChute Cloudには独特の考え方で、”モード”というものがあります。
使い始めたばかりの人にとっても、ちょっと慣れてきた人にとっても、戸惑う概念の一つでしょう。
TaskChute Cloudの開発者であるjMatsuzakiさんは、モードについて、次のような意味があると言っています。
モードの重要な役割が2つあります。
1つは1日の流れを組み立てる基準になること。もう1つは評価の基準になることです。
当然僕もこの考え方に同意して、TaskChute Cloudを設計しています。
集中力を必要とするモードのタスクの後には、リラックスできる系のモードのタスクを計画に盛り込みます。レビューを行うときにも、各モードの割合をチェックしています。
これらを組み合わせて使うことによって、「緊急ではないけど、重要なこと」(第2領域)の時間を増やすことを目標にしています。
モードのイメージ
これだけで、なんとなくモードの必要性がわかっていただけましたでしょうか?
これからは、どんなイメージでモードを設定しているのかについての解説です。
これを読めば、きっとモードの設定が楽になるはずです。
モードとは、頭の切り替えスイッチ
僕のモードのイメージは、頭の切り替えスイッチです。青色、赤色、黄色などに切り替わるような、頭に埋め込まれているスイッチのイメージ。
仕事スイッチを押すと「よしっ!仕事するぞ!」、休憩スイッチを押すと「休も〜っと」という感じに、モードが変わることで頭が切り替わります。
ちょっとだけ、日常を振り返ってみてください。
- 仕事をしている時、なんか脳が切り替わった感じがしませんか?
- 家事をしている時も、頭の中の雰囲気が変わりませんか?
- 好きなことをやっているときは、没頭している感じがしていませんか?
モードはこのように、頭の状態が切り替わるスイッチだと思って設定すると、うまくタスクに組み合わせることができるかと思います。
モードの設定例
そろそろ、どんなモードを設定したらいいのか気になってきた頃かと思います。
開発者のjMatsuzakiさんは、ほぼデフォルトの設定をしているとのことですが、僕的には、やや複雑と感じています。
なんせ10以上のモードもあるものですから、慣れるまではタスクに対して、どのモードを設定したらいいか分からないと思うのです。
そこで優しい僕は、モードという概念が分かりにくい人のために、たった5つのモードの案を考えました。
▼それがこちら。
- 仕事:本業の仕事に関わるモード(第3領域)
- 生活:日常生活モード(第4領域)
- 趣味:映画鑑賞やドライブなど好きなことをやるモード(第2領域)
- 夢:執筆や読書など、目標達成に向けたモード(第2領域)
- 睡眠:眠っているモード(評価なし)
僕のような、サラリーマンをやりながら、好きなことに情熱を傾けたい人を想定しています。
これだけ設定しておけば、第2領域(趣味、夢モード)の時間を増やすことが、直接好きなことに情熱を傾けていることにつながります。
シンプルなので、TaskChute Cloud初心者にとっては、楽に記録ができるようになるはずです。
ちなみに、僕が実際に使っているモードは、こちらです。デフォルトの設定から、自分がしっくりくるように変更しています。
さいごに
モードとは、脳の切り替えスイッチをイメージすると、設定がちょっとだけ楽になると考えています。
▼その上でオススメは、この5つのモードに設定してから始めること。
- 仕事
- 生活
- 趣味
- 夢
- 睡眠
モードをまだ設定していなかったり、モヤモヤを感じている人は、試しに設定してみてください。