僕のことを知っている人の多くは、きっとこう思っているはずです。
「いつも頑張っている人」
これに頷いた人は、騙されています。
僕は、全然頑張っていないんです。
だって、頑張ることが怖いのですから。
いつも頑張っているフリをしているんです。
本当は、手を抜いています。
その理由を、3つ見つけました。
自分の力が凄いから
頑張るのが怖い理由の一つ目は、自分のことが怖いからです。
もし頑張ってしまったら、僕は僕でなくなる気がするんです。
自分の中に、凄まじいパワーが眠っている気がするんです。
だから、頑張ってしまったら、そのパワーを制御することができない気がするんです。
そうなると、自分が自分でなくなってしまうから、押さえ込んでるんです。
失敗するのが恐ろしいから
2つ目の理由は、失敗するのが怖いからです。
頑張って目の前のことに取り組んで、もし、失敗したら。
僕の頑張りが水の泡になってしまう。跡形もなくなってしまう。今までやってきたことが無駄になってしまう。
まるで、200時間プレイしたRPGのデータを、一瞬で消してしまったかのような感覚です。
そうなってしまうことが、恐ろしくて仕方がない。
バカにされるのが嫌だから
3つ目の理由は、頑張っていると、だれかに馬鹿にされると思っているからです。
幸いにも、僕の周りには、頑張っていることを馬鹿にする人は見当たりません。
けど、もし、気がついていないだけだとしたら。もし、僕のことを馬鹿にしてきたら。
僕の生き方を否定される気持ちになります。心を矢で撃ち抜かれた感覚がします。
自分がやっていることに、自信がないんです。
僕って、バカでしょう?
ここまで読んで、「お前、バカでしょ?」と思ったことでしょう。
自分で自分のことも、バカだと思います。
気がつきましたか?
たったこれだけの文章に、「気がする」とか「もし、〜たら」という言葉が、たくさん出てきたことを。
つまりどれも、僕の勝手な思い込みなんです。
勝手に、自分のパワーがすごいと思ってるんです。勝手に、失敗すると思ってるんです。勝手に、パカにされると思ってるんです。
どれも、事実ではないんです。
僕って、バカでしょう?
勝手な思い込みによって、頑張ることができないんです。
あなたを騙してしまっているんです。
ごめんなさい。
けど、これが僕。