話を聴く勇気を持ち合わせている人になる〜人を傷付け、孤独を味わないために〜

カフェでのひと時

「話を聴く」

これが、ここ最近のビックキーワード。

というのも僕は、人の話を聴くという気持ちを持ち合わせていなかった。スキルを持ち合わせていなかった。聴いているようで、右から左に受け流していた。

その結果、大切な人を苦しめてしまった。孤独を味わうようになってしまった。

話を聴かない、自分のことしか話さない

多くの人の願望の中に、「自分の話を聴いて欲しい」というものがあると思う。

自分のことが大好きだし、相手にも自分のことを好きになってもらいたい。それゆえに、自分の話ばかりしてしまう。

僕もそうだったから、気持ちはよく分かる。

心底、自分の話を聴いて欲しいと願っていた。自分の言っていることが正しいと信じて疑わず、考えを押し付けていたと言っても過言ではない。

その結果、大切な人を傷付けていた。自分の周りから、人がいなくなって行った。

当然の結果だ。

「人の振り見て我が振り直せ」とあるように、自分が、自分のことしか話さない人と話した時のことを考えてみたらよく分かる。

自分の話を聴いて欲しくて話を振ったのに、すぐ「自分は、昔〜だった」「自分だったら、きっと〜する」と転換されてしまったらどうだろう。

聴いてもらいたいこちらとしては、「君の話はもう散々だ」「この人に話そうとしたのがバカだった」と思ってしまう。

聴いてもらいたいという欲求を満たしてもらうはずが、辛い時間の始まりになってしまう。

だから、その人のことを嫌ってしまうし、もう話を聴いてもらおうとはしなくなってしまう。

同じことを、僕はやっていたのだ。

大切な人を傷付けたのも、周りから人がいなくなったのも、当然のこと。

話を聴くとは

このことに気が付いてから、自分が話を聴ける人になろうと心に決めた。

もう人を傷付けるのも、友達が去って行くのも、経験したくないから。

しかし、話を聴くということは、やってみたらすごく難しい。だけど、すごく面白い。

話を聴くということは、ただ黙って相手の話を聴いているだけではダメ。相手の気持ちに共感しながら聴く必要がある。

そうすると、相手が考えていることやどうして話しているのかが、手に取るように伝わってくる。何を求めているのかが、よく分かる。

いや、正確にいえば、分かる気がする。相手のことが、完全に分かるとは言いたくない。

しかし、こうして話を聴くと、激しく疲労困憊になってしまう。自分の中に、相手の感情を取り込むのだから、気の乱れのようなものを感じる。

これが面白い反面、難しいと感じている理由。

話を聴く勇気を持ち合わせたい

話を聴くことを意識し始めてから、対人関係に変化が起こり始めた。

ちょこちょこと、自分と話したいと言ってくれる人が現れ始めたのだ。話したいというのではなく、話を聴いてもらいたいのだと思う。

けど、それがスッゴク嬉しい。また、話を聴いてみると、スッゴク楽しい。

自分のことを求めてくれている人がいるという喜びと、自分の経験したことないこと・考えたことがないことをしれる楽しさを感じることができる。

人の話を右から左へ受け流していたときには、知らなかったことだ。

だから僕が今やりたいのは、人の話を聴けるようになりたい。聴くスキルを身につけたい。

話を聴く勇気を持ち合わせたい。

僕には、それができるはず。

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この記事を書いた人

ぞの

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