僕には、厄介な癖がある。
30年弱の人生の中で、ありとあらゆるスキルを身につけてきた。
本を早く読むためのフォトリーディング、コーチングをするためのPoints of You、時間やタスクを管理するTaskChute Cloud。
僕のことをよく知る友人たちから、「盤石の体制じゃん!早く独立しちゃいなよ!」と背中を押される。
けど僕は、「いや、まだ出来ていないことがあって・・・」と言い訳を始め出す。
この癖をやめたい。
極めるに至っていないから怖い
今までの人生で、ライフハックと言われる類のスキルを多く身につけて来た。
- フォトリーディング
- 親指シフト
- Points of You
- TaskChute Cloud
- マインドマップ
けど、どれも極めるに至ってはいない。
「好きなことを仕事にしたい」
こう思って、いろんなものに手を出したが、結局まだ見つかっていない。
だから、あれもこれも試してみて、好きか否かを判断して来た。
人からみたら、なんでもできる人に映るだろうが、自分的には、どれも”そこそこ” レベル。
だから、背中を押してもらっても、「いや、まだそのレベルに入ってない」と、拒否反応を示してしまう。
価値があると思えない
“そこそこ”のレベルのスキルでも、周りからみたら、”すごい”レベルにあるものもある。
けど、自己評価では、”そこそこ”。
つまり、自分に価値があるとは思えないのだ。
身に付けているスキルは、誰もお金を払って知りたいと思ってくれないと信じてしまっている。
だから、「フリーランスになるなんて・・・」と、尻込みをしてしまう。
好きを知るのが怖い
多分、どのスキルでも、好きかどうかを見極める方法はある。
トコトンやり続けることだ。
飽きるまでやる。自他共に十分と思えるまでやる。技術向上のためにできることをやり尽くす。
そうすることで初めて、本当に好きか否かを判断することができる。
けど、自分はそれをやっていない。
ちょっとだけ手を出してみて、すぐに飽きる。
本当に、好きかどうかを判断することができるレベルに至っていないのだ。
では、なぜやり続けないのか。
きっと、好きを知るのが怖いからだ。
好きだったら、それをやり続けなければいけない。嫌いになってしまいたくない。人にバカにされたくない。やらない言い訳がなくなってしまう。
好きなことを仕事にしたいと言いつつ、好きなことを本気で見つけようとしていないわけだ。
非常に馬鹿げている。愚かしい。
こんな癖をやめたい。