長らくブログを書いて来ましたが、「なぜ自分はブログを書いているのか」 について、考えるようになりました。
今までは、「ただ単に書いていて楽しいから」「誰かに読まれるのが嬉しいから」といった理由で書いていました。
しかし、「その裏側には、自分の隠された想いが眠っているのではないか」「本当のブログを書いている理由は何か」と思うようになったのです。
そんなことを考えながら、よく読んでいる他人のブログを徘徊して、書く目的に繋がりそうな気付きを得ました。
「何を書くか」を大事にしているブログ
最近よく見かけるのが、「ブログで月収が100万円を超えました」「ブログを始めて会社を辞めました」とかいうツイート。
そして、その発信者のブログを見てみると、いわゆるアフィリエイトブログ。
とある広告の宣伝に特化した記事を量産して、ブログのPVを集めているブログのことです。
こういったサイトを作ることは、自分には、難しいことなので、実際に作っている人を見ると、尊敬の眼差しです。しかも、成果を上げていることが凄い。
ただ、自分が特化型アフィリエイトブログをやりたいのかというと、全くそんな気は起こらない。
最大の理由は、書いている人が分からないからだ。誰が書いても、記事の内容に、さほど違いはないからだ。
つまり、そのブログに人間味を感じないわけだ。
アフィリエイトブログは、広告を宣伝して収益を上げるのが最大の目的なので、広告に沿った内容のことを中心に書く。
それゆえに「何を書くか」が、大事になってくる。
「誰が書くか」を大事にしているブログ
一方で、自分が定期購読しているブログはというと、ジャンルはバラバラだけれど、運営者が誰かは知っている。
ガジェットのブログ、ライフハックのブログ、旅のブログ、日記ブログ。いろんなブログをFeedlyに登録しているが、どれも面白い。
なぜ面白いのかというと、書いている人が見えるからに他ならない。
どういうことを考えて、なぜそれをやってるのか、そしてどうなったのか、などの経験を読むことで、自分も追体験することができる。
運営者に共感している自分に気が付くことが多い。
ここで大事なのは、こういった面白いブログは「誰が書くか」が明確になっていること。正直言って、そのブログに何が書いてあるのかは、さほど重要ではない。
その人がなぜその記事を書いているかが分かり、人の生き様を感じることができるのが面白いのだ。
また、「何を書くか」を重視したブログとの違いは、書くジャンルの中に、争いが起こらないということだ。
同じガジェットの記事を書いてあったとしても、それぞれが違う切り口だから、両者に争いは生まれない。お互いがお互いのことを尊重し合う関係ができやすい。
このブログは”ぞの”が書いている
じゃあ、自分は、どちらを目指したいのか。
答えは、明らか。
「このブログは、”ぞの”が書いている」と知ってもらえるブログがいい。
「内容云々ではなく、”ぞの”が書いているから読みたい。」そう思われるのが、すごく嬉しい。
僕は、自分が書いた文章だから読んでくれている読者に向けて、全力で情報を届けたい。