湘南3daysワークショップ、今は3日目の朝。最終日。
1日目が終わった時点で、大満足していたのに、2日目もすごいことが起きた。
感性の扉が開きっぱなしで、ずっと泣いていた。
おかげで、泣きまくっている人と認知されるほどに。
その原因は、やはり父親との関係だった。
僕の家族は幸せな家庭だ
みんなの前でセッションを受ける大まな板というワークがある。
僕は指名されなかったのだが、人のセッションを見ていると、自分ごとのように感じる。自分の身に起こっていた出来事が思い出される。
2日目に気が付いたのは、我が家は幸せだということ。
父親は、仕事が終わったら真っ先に家に帰ってくる。母親も、すぐに家に帰ってくる。妹だって、家にいる。そして、温かい食事を家族全員で囲んで食べる。
それが、我が家の当たり前だ。
この当たり前に、他人のワークを見ていて気が付いた。
我が家の人たちは、なんて家族思いの人ばかりなんだって。食事が一緒にできるって、なんて幸せなんだって。
これに気が付いたら、涙が止まらなくなった。
他の人の家庭事情と比較して、という言い方は好きではないが、話を聞いていると、どう考えても我が家は幸せな家庭だ。
父は一人で頑張っていた
そんな幸せな家庭を支えてくれていたのは、間違いなく父親だ。
僕から見た父親の行動は、主なものだとたった2つしかない。
「仕事へ行く」か「ゴロゴロしている」か、だ。
けど、行動には現れていないけど、彼の頭の中は、家族のことでいっぱいだったことは伝わっていた。
僕ら子供達のこと、自分の親のこと、親戚のこと。
とにかく、家庭というものを大事にしていることは、よく伝わってくる。
つまり、家庭という大きなものを、一人で全部抱え込んでいたのだ。
その結果、父は今、精神が不安定になっている。
僕らには、決して弱いところを見せないが、絶対に苦しんでいる。
これは、他人のワークで見た光景と、僕の父親が重なった。
そして、号泣
この2つのことに気がついた僕は、もう涙が止まらなくなった。
嗚咽した。
素敵な家庭を築いてくれた父親に、感謝の気持ちが溢れてきた。
父親の頑張りに気がつくことができたことで、昔は、父親みたいになりたいと思っていたことも思い出した。
家族思いで、力強くて、堂々としている。
そんな、父のことを、自慢していたことを思い出した。
そんな、湘南ワークショップ2日目だった。