Points of You認定トレーナーの”ぞの”です。
先日僕は、「FACES(フェイシーズ)」という顔の写真のカードをゲットしました。
このカードは、一般的なコーチングゲームとは違って、かなり強力なアイテムです。
人の顔を見ると、良いことから悪いことまで、自分が思っている以上に想像を膨らませることができてしまうからです。
では、FACESが強力で注意が必要な理由をお伝えしますね。
人の顔から引き出されるものは?
街中を歩いているとき、すれ違った人の顔を、ちょっとだけ観察してみてください。
不審者に思われない程度で大丈夫です。

- 何才くらいだな。
- こういう性格してそうだな。
- こんな人生を歩んできてそうだな。
- 〜が好きそうだな。
- 話しかけたら、こんな反応しそうだな。
すれ違っただけの人でも、勝手に想像できてしまいますよね。
何にも知らない人なはずなのに、まるで話したことがあるかのような感覚になってしまいます。
想像力って、すごいですよね。
悩みのタネは、すべて人
どうして人の顔を見ただけで、その人がどんな人かを想像できるのかというと、それは僕にはわかりません。
けど、やっぱり人の顔には、自分と関連する何かが多く眠っているのでしょうね。
「嫌われる勇気」の中で、アドラーも次のように言っていると紹介されています。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
このことに対して、僕も、大共感します。
僕自身、悩み事があると、絶対に誰かが関係しているからです。
表面的には、友人や同僚だったりすることが多いです。しかし、悩みのタネになっている部分は、ほぼすべて両親からくるものです。
FACESの使い方
顔の写真を使ったFACESは、とても強力なツールだと思っています。悩みのタネである人と関係しているカードなので、クライアントからどんなものが飛び出してくるかが未知数だからです。
なので、セッションで使うときは、かなり慎重に使い方を選んでいます。
具体的には、腹が決まっている人にしか使わないです。
- 自分自身を見る勇気がある人
- 現状をどうしても打破したい人
- ネクストステージへ行くと決意した人
そんな熱く堅い想いを持ち合わせていないと、FACESを見たときに引き出されてくる感情に負けてしまうかもしれないからです。
実際に、FACESをチラッと見せただけでも、「このカード見てるだけで怖いです」「見たくないものが引き出されそうで嫌です」と拒否反応を示す人もいました。
そんな人たちには、当然、FACESを使ったセッションは行いません。
強力だから、面白い
ただ逆に、腹が決まっている人とのセッションで使うと、出るわ出るわで深く濃厚な対話をすることができます。
だから僕は、このFACESのカードにどハマり中です。
コーチングゲームのカードとはまた違った、The 対人関係の課題を解決するのに、大いに貢献してくれます。
FACESは、危険なカードかもしれませんし、取扱注意でもあるかもしれません。
けど、強力なアイテム故に、使っているとめちゃくちゃ面白いです。
FACESには、このような特徴があります。