自分の人生は、自分でコントロールしたいと思いますよね?
そのコントロールできているかを知る方法として、「影響の輪」と「関心の輪」という考えがあるので紹介しますね。
行動や思考が、どちらの輪の中のことかをチェックすることで、人生をコントロールできているか分かりやすくなりますよ。
ちなみに、人生をコントロールできている人は、「影響の輪」の中での行動しています。
僕も今まさに実践中なので、実例を交えてどういうことをやっているのかを紹介しますね。
「影響の輪」と「関心の輪」とは
名著「7つの習慣」の中で、「主体的な人」という言葉が出てきます。これが僕がいう、人生をコントロールできている人のことです。
▼本の中では、主体的な人について、このように紹介されています。
主体的(proactive)な人は自分の天気を持っている。雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。自分の価値観に基づいて行動している。質の高い仕事をするという価値観を持っていれば、天気がどうであろうと仕事に集中できるのだ。
そして、自分で人生をコントロールできているを知る方法として、「影響の輪」と「関心の輪」という考え方が紹介されています。
関心の輪とは、関心を持っていることと持っていないこと、すべてのことが入っている輪のことです。健康や家族のこと、職場のこと、社会問題のことなどなど、興味のある話から懸念事項まですべてのことです。
一方で、影響の輪とは、「自分がコントロールでき、影響を与えられるもの」が入っている輪のことです。
例えば、自分の健康のことだったら、コントロールができるので、影響の輪に入ります。国家間の争いは、大統領でない限りコントロールできないので影響の輪の外です。
僕自身、この考え方が大好きで、「今やった行動は、どっちの輪に入っているんだろう?」と自問自答しながら生活しています。
当然、影響の輪から外れないように気を付けながら。
影響の輪に集中するとは
影響の輪というのは、なんども言いますが「自分がコントロールでき、影響を与えられるもの」が入っている輪のこと。
例えば僕の活動でいうと、Points of Youによるコーチングセッションや、当ブログ「ぞのドットコム」の運営です。
この二つは、僕のコントロール下にあります。
Points of Youのコーチングセッションはカードを使って行うのですが、クライアントへの問いかけや反応は、すべて僕の意思で行なっています。クライアントの発言に、どこか違和感を感じたときだって、遠慮なく指摘することだってやっています。
ブログの運営も、すべて僕次第です。どんな記事を書くのかも、見た目をどうするのかも、全部、僕がやっていることです。明日から突然、更新をやめてしまうことだって、自分自身で決めてしまえばできてしまいます。
このような、自分のコントロール下にあることに集中するのが、影響の輪の行動といえます。世の中で活躍している人たちは、みんな影響の輪の中に情熱を注いで、確固たる地位を確立していきました。
だから僕は、Points of Youのセッションとブログ運営に注力したら、個人事業主への道が開けるのではないかと奮闘しているところなのです。
関心の輪の中にいると踊らされる
一方で、関心の輪の中の「自分がコントロールできず、影響を与えられないこと」に注力していると、どんなことが起こると思いますか?
影響の輪の、範囲外のところに注力していることです。
例えば僕でいうと、金融投資がその一例です。
僕は長らく、金融投資を行っています。その中で、なんどもお金を溶かしてしまったことがあります。
なんで溶かしてしまったのかというと、市場に左右されまくってしまったからです。株式市場や為替市場は、日々刻々と値動きに変化があります。その値動きに一喜一憂して、売買を繰り返していました。
そしたらいつの間にかお金が・・・
自分でコントロールできないもの、影響を与えられないものに注力した結果の有様です。
金融市場に、完全に踊らされていました。
踊っている時は楽しい気分だったので気が付きませんでしたが、今振り返ってみると、時間とお金を浪費する勿体無いことをしていたと反省しています。
さいごに
人生をコントロールするためには、影響の輪に集中するべきだということを分かっていただけましたか?
僕の例でいうと、Points of Youやブログ運営のように、影響の輪の中にあること集中することですよ。ここに集中していれば、自分の人生は、自分のコントロール下にありますから。
逆に、影響を与えられないような金融市場に手を出したりすると、僕のように大事なお金を溶かしてしまうので注意してくださいね。