ここ5年くらいの僕は周りから頼ってもらえたり、悩みを打ち明けてもらえることが増えてきました。
簡単に言えば、周囲の信頼を得ることができたんです。
今でこそ周りから信頼を得られていますが、以前のボクはそんな人間ではありませんでした。
人と深い話をすることもあまりなかったですし、頼られることも少ない人生でした。どこにでもいる、ただの話し相手くらいの存在だったんです。
そんなボクが変わったきっかけは、1冊の本でした。
1冊の本に出会い、「信頼」の重要性を知りました。
日々の行動を変えていくことで、コツコツと「信頼」を積み立てていったんです。
本記事では、信頼を得るためにボクが実践している、11の行動を紹介します。
ひとつひとつは難しいことではありませんが、効果は絶大です。
あなたが周りから十分に信頼を得られているのであれば、この記事は読む必要はありません。
でも、周囲から信頼を得ている実感がないのであれば、この記事に書かれている方法を実践してみてください。
あなたの人生が変わると確約します。
「7つの習慣」がキッカケ
信頼される人になりたいと思ったのは、今から5年ほど前のことでした。
きっかけは、名著「7つの習慣」を熟読したこと。
7つの習慣は、かなり前から読んでいたのですが、この時は「信頼口座」について書かれてある部分に惹かれたのです。
人と人との関係で生まれてくる信頼を貯えておくことを銀行の口座にたとえて、信頼口座と呼ぶことにしよう。それは、人間関係における安心感でもある。
この信頼口座の残高を増やしていけば、必要なときに残高を引き出して、相手に頼ることができる。逆に、残高不足であれば、自分と相手との関係に融通が利かなくなってしまう。
この部分を読んで、今までの人生は、信頼残高を引き出しまくっていたことを自覚しました。だから、人に頼み事をしても嫌な顔をされたり、動いてくれなかったりしたのかと理解することができたのです。
こうして僕は、信頼されるようになるために、実際に行動を変えていきました。
7つの習慣で紹介されている6つのこと
まず始めに行おうとしたことは、7つの習慣で紹介されている6つのことです。
主に、この6つのことを行えば、信頼口座の残高を増やすことができると言われています。
- 相手を理解する
- 小さなことを気遣う
- 約束を守る
- 期待を明確にする
- 誠実さを示す
- 引き出してしまったときには心から謝る
ただ、いざ実践しようとすると、どうもしっくりきません。
7つの習慣で言われていることは分かりますし、実践したら効果が見込めそうな気もしています。
しかし、この6つのことはやや抽象的に感じています。そのため、具体的な行動に落とし込もうとすると、しっくり来ない気がしていました。
そこで僕は、自分なりに具体的な方法に落とし込んでみたのです。
それが、これから紹介する11のこと。
明確で分かりやすい行動になっているので、チェックしてみてください。
信頼を得るための11の行動
有言実行する
有言実行は、昔から実践していたことですが、より強固に決意したことです。
「やると言ったことはやる、やらないと言ったらやらない」を徹底しました。
ウソをつかない
つい大袈裟に物事を伝えてしまったり、嘘の情報を流してしまうことがありました。
これを改めて、本当のことだけを口にするようにしました。
陰口を言わない
嫌な人がいても、その人がいないところで、嫌な人の愚痴をこぼすことをやめました。
だって、愚痴を聞いている人からしたら、「”ぞの”は、陰口をいう人だ」と思われてしまうので。
相手の話を聞く
相手の話をちゃんと聞くようにしました。
めんどくさがって、あまり聞くのが好きじゃなかったんです。
けど、話を聞いてくれるだけで、気持ちが楽になることがありますよね。
自分もそうなりたいと思って、相手の話をちゃんと聞くことを実践し始めました。
理解しようと努める
ただ聞くだけでは足りないと思ったので、どうして話したいのかを理解するように努めています。
相手に寄り添うような、共感するような、そんな聞き方ができるように練習中です。
人を判断しない
いくら聞いてくれる人だからって、判断してくる人は苦手です。
「〜で悩んでるんだよ」と相談しても、「じゃあ、こうしなよ」と言われると、ちょっと冷たい感じがしませんか?
昔はよく、人を判断してしまっていたので、こうならないように気を付けています。
自分の意見を持つ
自分の意見を持つことも、とても大事です。
「自分は、こう思うよ」と言ってくれる人のことを僕は信頼しています。
芯があって、頼りたいと思います。
なので、どんな時でも「自分はどう思うのか?」と考えて行動しています。
人の意見に流されない
人の意見に流されてしまう人は、自分が頼ったときも流されてしまうのではないかと疑ってしまいます。
だから自分は、主体的な行動を取るように心がけています。
ミスを認める
ミスを認めることが、とても苦手でした。つい、言い訳をしてしまう人間だったのです。
「けどそんな人のこと、人は信頼してくれないよね」と思うようになったので、ミスを素直に認めるようにしました。
そしたら、心の奥にあった「本当は自分がミスしたのに・・・」という罪悪感も薄まりました。
失敗したら謝る
失敗したことを誤ることも、信頼される人になるために必要です。
「ごめんなさい」ということは、僕にとっては難しいことでした。
だけど、信頼される人だったら絶対に謝ることができると思ったので、自分も失敗したら謝ることを始めました。
みんなの幸せを目指す
最後に一番大事だと思っているのは、みんなの幸せを目指すことです。
自分が良ければそれでいいはNG、相手が良ければでもNGです。
何か行動を起こすときは、関係者全員が幸せになるように動くようにしています。
そうしたら、きっとみんなから信頼されるようになるはずです。
まとめ
僕が実践している11のことはいかがでしたか?
人によっては、7つの習慣の信頼残高を増やす方法の方が分かりやすいかもしれませんが、この記事で紹介した11のことも参考にしてみてくださいね。
そして、これらを実践して、一緒に信頼される人になりましょう。
▼信頼と幸福の関係を、別の記事で詳しくまとめているので、こちらも読んでくれると嬉しいです。