「コミュニケーション」という言葉について紹介します。
現代に生きていたら、「コミュニケーション」という言葉をよく耳にしますよね。
「コミュニケーションを取りましょう」「コミュニケーションが苦手なんです」はたまた「わたしコミュ障なんです」なんて使われ方をしています。
しかし、そもそも「コミュニケーション」とは、どんなものなのでしょうか?
しかし、本当のところは、どんなものなのか知りませんでした。
そこで気になったので、コミュニケーションとは何かに調べてみると、本当のコミュニケーションが分かりました。
つまり、自分の意思や感情、思考などを相手と共有する。相手の気持ちも、共有する。
これが「コミュニケーション」と呼ばれるものです。
では、詳しく「コミュニケーション」という言葉についてお伝えしますね。
「コミュニケーション」という言葉のイメージ
「コミュニケーション」という言葉って、普段から使っていますが、どんな意味で使っていましたか?日本語訳すると、どんな意味になると思いますか?
僕のイメージでは、「人と会話すること」だと思っていました。自分が思っていることを、言うこと。口にすること。主張すること。
なんとなく、こんなところだろうなと思っていました。
「コミュニケーション」の語源は「コミュニス」、意味は「共有する」
「コミュニケーション」という言葉が気になって調べてみると、語源はラテン語だと分かりました。
コミニュケーションのもとは、「コミュニス」だったようです。意味は、「共有する」とのこと。
ここで、僕が抱いていた「コミュニケーション」のイメージと違うことが分かりましたね。
イメージでは、会話をすることだとばかり思っていたからです。自分と相手の会話こそが、コミュニケーションと呼ばれるものだと思っていたのです。
しかし本当のところは、「共有する」が正しい意味とのこと。
と、いうことは、ただの会話ではコミュニケーションと言うことはできません。相手に自分の思いを分かってもらう必要があるからです。
相手と思いを共有できていないと、コミュニケーションが取れているとは言えなさそうですね。
コミュニケーションは、辞書では「伝達し合う」とのこと
「コミュニケーション」という言葉について、辞書を引いてみました。
- 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「コミュニケーションをもつ」「コミュニケーションの欠如」
- 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
補説「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。
ここで気になったことは、伝達し「合う」ということ。
語源を調べたところまでは、相手に思いを分かってもらうことがコミュニケーションだと思っていました。
しかし、辞書を見てみると、「伝達し合う」とあります。
「合う」ということは、自分だけの一方向ではなく、相手と双方向に思いを共有することです。
なので、相手の思いも共有できて、ようやくコミュニケーションだと言えそうですね。
コミュニケーションがキャッチボールと言われる所以
ここまで調べてみて、「コミュニケーションは、会話のキャッチボール」と言われる所以も、少しだけ分かりました。
キャッチボールは、自分が投げた球を、相手にキャッチしてもらわなければいけません。また、相手が投げた球を、キャッチしないといけません。
この「キャッチする」ということが、「共有する」という意味を表しているのだと解釈しました。
さらに、相手と双方向なやり取りであることも、キャッチボールだと言われる所以ですね。キャッチボールは、1人では絶対にできません。それと同じで、コミュニケーションも1人では成立しませんもんね。
まとめ
「コミュニケーション」という言葉が、なんとなくしか分からなかったので、調べてみました。
そこで分かったコミュニケーションとは、「共有する」ということ。それも「相手と双方向で」ということです。
ただ会話をするだけではコミュニケーションとは言えません。
ここまで調べたおかげで、これからはちゃんとコミュニケーションという言葉を使えそうです。