「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 岩田松雄さん」火花が散る瞬間に最高の価値がある

ミッション

元ザ・ボディショップ、スターバックスコーヒージャパンCEO岩田松雄さんの本「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。

この本は、「何のために働くのか」について、熱く語られています。

スタバのパートナーやザ・ボディショップ創業者アニータとのエピソードが盛りだくさんで、心が動かされました。

火花が散る瞬間に価値がある

パチッ。パチパチッ。
「いいか、岩田」
「この工場で価値を生み出しているのは、あの火花が散っているしゅんかんだけなんだぞ」
「この工程で価値を生んでいるのは、鉄板同士が溶接されてくっつくということだけ。あとは何も関係ない。」

岩田さんが日産自動車で働いていたときに、溶接工場で上司に言われたことです。

何が火花なのか?いつ火花が散っているのか?どこで火花が生まれているのか?

火花が散る瞬間がビジネスの本質そのものだということです。
その瞬間に勢力を注ぐことによって最高のサービスを提供することができます。

例えば、スターバックスに来るお客さんは「すてきな空間で、おいしいコーヒーを飲みたい」という明確な意志を持っています。
ということは、スタッフが、最高のコーヒーを自信をもって提供する瞬間に火花が散っています。
スターバックスの場合、その瞬間に全員がすべての意識を集中させているおかげで、最高のサービスを僕たちは受けることができているんですね!

火花

スタバが売っているもの

スターバックスが、本当に売っているものはコーヒーではありません。

「感動」

岩田さんが、CEOだったときに、「百年後も輝くブランドにする」というビジョンを掲げたそうです。
そのときに、目指していたのは、「コーヒー・ビジネス」ではなく、「ピープル・ビジネス」とのこと。
人々の心を豊かに、活力あるものにしたいという目的のための、手段がコーヒーだったわけです。

こんな素敵なビジョンのおかげで、僕たちの大好きな「サード・プレイス」があるのですね。

ミッションがあると頑張れる

ミッションとは、会社でいう経営理念です。
ミッションがあることによって、こんなにもいいことがあります。

  • 想定外に対応するための原理原則の役割を果たしてくれる
  • 同じゴールに向かうための目印となる
  • 共鳴する人たちがついてきてくれる
  • みなのモラルが高まる

岩田さんが勤めていた、スターバックスのミッションステートメントはこちらです。

人々の心を豊かで活力あるものにするために
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから

自分のミッションが明確にあれば、
迷うことなく突き進むことができるでしょう
共感してくれる人が集まってくれるでしょう

岩田さんは、自分のミッションは何度書き換えても大丈夫です。
むしろ、どんどんレベルアップさせていくことに意味があるとのこと。

スターバックスのように、かっこいいミッションステートメントを掲げたいですね。

さいごに

自分にとって、火花が散る瞬間を見つけること。
これが、人生を輝かせるヒントになると感じました。

火花が散る瞬間を軸に、ミッションステートメントを掲げると、人生がきっと楽しいものになるでしょう。
僕には、胸を張って口に出すことができるミッションステートメントはありません。
ミッションを作る7つのヒントを参考にして早速考えてみます!

あなたには、「ミッションステートメント」ありますか?

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この記事を書いた人

ぞの

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