料理を作り始める前、なにから始めるでしょうか?
なぜこんなことを聞くのかというと、ブログを書くプロセスは、料理を作ることと大変似ているのです。
その理由を、料理を作るプロセスに例えて紹介します。
ブログを書くプロセスを料理を作ることに置き換えてみる
食べる人を想像する
まず始めに行うことは、誰に食べてもらうかを想像するのではないでしょうか。
そして、食べた人にどんな反応をしてもらいたいかを考えるはずです。
家族で楽しむ食事なのか。子どもに持たせるお弁当なのか。
それとも恋人に食べてもらうのか。
ブログを書くときも、誰に読んでもらいたいかをイメージすることから始めます。
想像しなければ、万人受けするような文章にしかなりません。
読んでもらう人を特定することで、相手のこころに届く言葉に変わるのです。
できあがりをイメージする
料理を食べてもらう人を決めたら、できあがりを想像しましょう。
どんな味付けで、どんな匂いがするかを想像しましょう。
ブログを書くときは、記事の構成をイメージします。
そして、相手に伝えたいことに向かって記事を書いていくのです。
メイン食材を選ぶ
料理には、一つだけメインがあります。
メインがいくつもあると、なにを食べたのか分からなくなってしまいます。
肉料理?魚料理?それとも日本料理ですか?
これと同じように、伝えたいことは、一つの記事に一つにしましょう。
ブログで言うと、「タイトル」がこれにあたります。
タイトルに伝えたいことを詰め込むのです。
メインを際立たせる食材を選ぶ
メインを際立たせるためには、サブの食材の存在が欠かせません。
ステーキを食べる前に、サラダがあるかないかでは、満足感に大きな違いがあります。
自分が伝えたいことを、相手に伝えるために、適切な言葉で補足しましょう。
「見出し」がこれにあたります。
「タイトル」で、相手を惹きつけても、それだけでは何が言いたいのか分かりません。
見出しを付けることで、タイトルを補完してくれます。
食材を調理する
食材の準備ができたら、調理していく必要があります。
野菜の皮をカットしたり、肉に火を通さなければ、食べることができません。
「見出し」を作り終えたら、次は「本文」です。
ここまででも、自分言いたいことが、相手に伝わります。
しかし、口に入れることはできません。
相手が食べやすいように、調理された「本文」を書く必要があります。
味付けをする
調理したあとは、味付けの作業です。
適切な大きさにカットされた野菜や、火を通した肉は、食べることができますが、おいしくありません。
ドレッシングや塩こしょうがあれば、もっとおいしくなるはずです。
本文まで書いたら、「写真」や「リンク」を挿入してあげたほうがいいでしょう。
文字ばかりだと、相手が疲れてしまいます。
相手が楽に読めるような工夫をしてあげましょう。
隠し味を付ける
家庭の味には、隠し味があるのではないでしょうか。
なくてもいいけど、あるとうまみがより際立つ一工夫です。
僕は、カレーに入っているはちみつが大好きです。
カレーの調味料をはちみつがまろやかにしてくれます。
ブログでは「アクセント」です。
このように強調すると、伝えたいことが見つけられやすくなります。
隠し味なので、目立ちすぎてはいけません。
しかし、入っていると伝えたいことが相手に届きやすくなります。
さじ加減が、腕の見せ所です。
味見をする
料理を作ったら必ず味見をします。
イメージと実際では、違うことがあるので、確認が必要です。
ブログでも、「誤字脱字」がよくあります。
「〜です」「〜である」と文体が、混ざっていることもあると思います。
更新する前に、必ず読み返しが必要です。
盛りつける
料理を作り終えたら、皿に盛りつけます。
盛り方によって、食べる人の印象も変わってきます。
ブログでいうと、SNSへシェアするときの「リード文」です。
Twitterのような、短い文字で記事を紹介しなければいけません。
盛りつけが悪ければ、せっかく作った料理に手を付けてもらえないかもしれません。
リード文によって、相手がクリックしてくれるかが決まるのです。
食べた人の反応を見る
料理を食べてもらったら反応をみますよね?
おいしいのか、まずいのか。量は適切だったか。
気になることがたくさんあると思います。
ブログも更新したら、反応を見ましょう。
更新した直後のアクセス数で、今後もアクセスがあるかどうか、おおよそつかむことが可能です。
読者のコメントが多いのも、更新した直後です。
さいごに
ブログの更新を料理で例えてみましたが、イメージ出来ましたか?
料理もブログも相手がいてこそ提供できるのです。
どうやったら相手に満足してもらえるか。また読みたいと思ってもらえるか。
あなたは、相手のことをどれだけ考えて記事を書いていましたか?