親指シフトが出来るようになってもタイピング速度が上がるわけではない

タイプする女性

ローマ字入力を二度としたくないと思えるくらいに、親指シフトが便利だと思っている”ぞの(@z02n05)”です。

そんな親指シフトの話をしていると、タイピング速度が上がると思っている人がいます。残念ながら、その期待はしない方が良いでしょう。

親指シフトの本当の良さはそこではないからです。

タイピング速度はあまり上がらない

ローマ字入力と親指シフトを比較するときに、タイピング速度に注目する人がいます。しかし、親指シフトを始めたからと行って劇的にタイピング速度は上がりません。

その理由は、2つあると思っています。

思考が早くなるわけではないから

親指シフトは、頭の中で思考していることをそのまま入力している感覚になれます。そのためタイピングを練習したところで、思考速度が速くならなければ、タイピング速度は上がらないと思います。

タイピングを競うゲームでは、親指シフトは有利かも知れません。しかし普段使いの親指シフトでは、思考を直接パソコンに入力できるようになるだけで、タイピング速度が劇的に上がるという体験は出来ないと思います。

話すスピードと同じだから

親指シフトを使っていると、このような感覚を味わえるようになります。

「指がしゃべる」

話しているスピードと同じ速度で入力が出来るようになるのです。そのため、早口の人はタイピングが早く、ゆっくりの人はタイピングもゆっくりになりがちです。

お気づきのように、親指シフトは思考やしゃべりと連動したタイピング速度にしかならないのです。

タイピングが圧倒的に楽になる

親指シフトの利点は、タイピングが圧倒的に楽になることです。

ローマ字に変換することなく、日本語のまま入力ができます。思考をローマ字に置き換える必要がなくなり、脳に余計な負担がなくなります。

また、親指シフトはローマ字入力に比べて打鍵数が大幅に減ります。

「きょうは、たのしかったです。」と入力するときに、ローマ字入力なら23回(kyouha、tanosikattadesu。)もキーボードを叩きます。
しかし、親指シフトだと文字数と同じ14回キーボードを叩くだけで入力できるのです。

4割もキーボードを叩く回数が減るのです。このおかげで、指への負担がかなり軽減されます。

さいごに

親指シフトが出来るようになっても、タイピング速度が劇的に上がるわけではありません。

とにかく楽にタイピングが出来るようになるのです。

あなたもパソコン入力を必要とするなら、親指シフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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