「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理」をバイブルとして投資を行っている”ぞの”です。
初めて「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んだのは、5年前。ちょうど第10刷が発売されたばかりの頃。そして投資を始めたばかりの頃。
久しぶりに読んだ「ウォール街のランダム・ウォーカー」には、目新しい発見はありません。投資バイブルを再確認するために読んだのです。
ちょうど5年前の2011年頃の僕は、投資に興味を持ち始めた頃でした。右も左もわからない学生だったので、本を読んで投資について学ぼうとしていました。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」と出会ったのは、そんな時です。
どこの本屋に行っても置いてある分厚い本というのが最初の印象です。この分厚さによって、手に取ることを躊躇していたことを覚えています。
本書を読むきっかけとなったのは、経済評論家の勝間和代さんのこの一言からでした。
「投資の仕事をしている人は、必ず全員が読んでいる本です。」
勝間さんの本を読み漁っていた僕は、どこかで一言を聞いた途端に本屋へ走り、早速読み始めました。
しかし当時の僕には、内容が全く理解できませんでした。
インデックス?ノーロード?ドルコスト平均法?言葉が全く頭に入ってきません。
そのため繰り返し、繰り返し、繰り返し読んで、脳に「ウォール街のランダム・ウォーカー」の考え方を刷り込んでいきました。
その甲斐あって、投資を始めて5年、変わらないスタイルで投資を行っています。どんな局面でも心がドキドキしない、草食投資と呼んでいます。
今回発売された第11刷「ウォール街のランダム・ウォーカー」を購入したのは、当時刷り込んだ投資の考え方を再確認するためです。
何度も読んだ本ですが、ここ数年は手をつけていませんでした。「ウォール街のランダム・ウォーカー」と自分の考えに、何か異なる点はないかチェックしたかったのです。
しかし久しぶりに手に取った「ウォール街のランダム・ウォーカー」には、目新しい発見がありませんでした。分厚い本だと思って敬遠していたのに、今回はあっという間に読み終えることができたのです。
これでまた、数年は読み返すことがないでしょう。次回「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読むのは、第12刷が発売された時かと思います。
その時に、投資法に変化が起こっているのか、それとも変わらないのか。自分の考え方がどうなっているのか、とても楽しみです。
あなたも「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理」を読んでみてはいかがでしょうか?