国立新美術館で開催中の「ルノワール展」へ足を運んだ”ぞの(@z02n05)”です。
オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵の作品が初来日とあって、会期中旬の6月の日曜日でも大混雑していました。
しかしそこには、中世の印象派好きには、たまらない作品が贅沢に展示されています。
ルノワールの作品
ルノワールは今から約150年前に活躍していた、フランスの印象派画家です。同時期には「睡蓮」で有名なクロード・モネがいます。
ルノワールの作品を見るのは、人生で初めてです。「シャルパンティエ夫人とその子供たち」に代表されるような、女性や子供の肖像画が非常に多い印象です。
僕は、今まで風景がを好んで見ていたので、肖像画をじっくりと鑑賞することも初めてした。ルノワールの作品からは、中世のファッションや流行などが想像でき、美術作品の楽しみを広げることができました。
また、ルノワールの作品で最も有名な「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」も、圧巻の作品でした。市民が集うダンスホールの賑わいが、まるでその場にいるように感じられます。
ちなみに舞台となった広間があった場所はこちらです。現在は風車のみ残されているので、フランスへ行った時に立ち寄ってみたいです。
Le Moulin de la Galette – Paris
なお本作品「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は、ルノワールの次男・映画監督の「ジャン・ルノワール」が「恋多き女」という作品で再現されています。
鑑賞前には予習を
作品を見終えたところに設置されている物販も、大変充実しています。そこで購入したのが、「ルノワールへの招待」という一冊の本。
初心者にわかりやすく、ルノワール作品について解説されています。鑑賞前に読んでおきたかったと、非常に悔やんでいるので、予習してから鑑賞することをお勧めします。僕は家に着いてから読み始めて、また国際新美術館へ行きたい気持ちにかられています。
さいごに
国立新美術館で開催された「ルノワール展」の満足度は非常に高かったです。
モネなどの印象派好きには、大満足のいく展示だと思います。
あなたも「ルノワール展」で中世の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
- 会期 : 2016/4/27(水)〜2016/8/22(月)
- 場所 : 新国立美術館 企画展示室1F
- 休館日 : 毎週火曜日(5/3,8/16は開館)