金融投資を行っている”ぞの(@z02n05)”です。
僕は数年、純金上場信託(ETF 金の果実)を購入し、金へ投資していました。
しかし思うことがあり、すべて売却しました。今日は、保有していた理由と売却した理由を紹介します。
純金上場信託(ETF 金の果実)を保有していた理由
純金上場信託(ETF 金の果実)はETFなので、証券会社に口座を持っていれば購入することができます。わずか数千円から金へ投資することができるのです。
僕が、純金上場信託(ETF 金の果実)を保有していた最大の理由は、分散投資によるリスクヘッジです。
よく株式と債券は逆の値動きをしやすいといいます。それと同じように金は、株式とも債券とも違う動きをしやすいのです。そのため、ポートフォリオを安定させる役割を担っていました。
また、純金上場信託(ETF 金の果実)を一定数以上、保有していると本物と金と交換することができます。コツコツと買いためて、金を持ってみたいという願望もありました。
純金上場信託(ETF 金の果実)を売却した理由
純金上場信託(ETF 金の果実)を全売却した最大の理由は、金は保有しているだけでは何も価値を生み出さないからです。
例えば、株式の場合、投資家が株を購入したお金を使って、会社が社会に価値を生み出す活動を行います。債券の場合も同様に、発行者が社会に価値を生み出すためにお金が使われます。
しかし、金は違います。金を加工することによってのみ価値を生み出すのです。純金上場信託(ETF 金の果実)を購入して、最も喜ぶのは証券会社です。
このことに違和感を感じながら投資をしていましたが、今回、思い切って全売却をしてみました。ETFなので、また保有したくなったら簡単に買い戻すこともできることも、全売却をしてみた理由の一つです。
また、この売却してできた資金で個別株への投資を行いたかったというのもあります。
「投資は余裕資金で」という格言がありますが、僕は純金上場信託(ETF 金の果実)を、余裕資金で購入していたので、個別株に充てました。
さいごに
純金上場信託(ETF 金の果実)へ投資していて、リスクヘッジ効果を感じる場面がよくありました。
しかし、金そのものが価値を生み出さないという違和感と、個別株に挑戦してみたい好奇心によって、全売却してみました。
あなたは金への投資についてどのように考えていますか?