「色の力 消費行動から性的欲求まで、人を動かす色の使い方」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
本書を読んでから、「色」に対する関心が変わり始めました。紹介されている実験や活用事例に共感を覚えたからです。
そして、少しずつ「色」の使い方を見直していくことに決めました。
「色」が持つ影響
「色」が持っている影響力は非常に絶大です。
この言葉を聞いて、「そうだよね」と頷くことができたでしょうか?イマイチ、ピンとこなかった人には、第2章で紹介されている事例を読んでもらいたい。
例えば「赤」という色についてです。
「赤」という色は、人間に不安と緊張を抱かせます。面接を控えた学生が「赤」を見てから、ドアをノックすると、回数も少なく音も弱いことが確認されています。
また、自分の部屋を見渡すと、「赤」が非常に少ないことに気がつきました。自室では、まったりとした時間を過ごしたいと考えているので、自然と「赤」を避けていたと思われます。
このように、知らず識らずのうちに「色」の影響を受けてしまっているようです。
デスクトップのバックグラウンドを変えてみた
本書には、先ほど紹介したような事例が数多く載せられています。それらを読んだ僕は、すっかり「色」の持つ影響力の凄さに感服してしまいました。
そこで思い立ったが吉と、デスクトップのバックグラウンドを変更しました。今すぐにできることからやってみるのが、本から学ぶポイントです。
僕が選んだのは、Macに初めから入っている「天の川」というバックグラウンドです。
選んだ理由は、「青」は創造的な色であると紹介されいるからです。自由と充足の象徴であり、ぐっとくつろいだ気分に誘われるという効果に期待しています。
バックグラウンドは30秒あれば、簡単に変更することができます。そのため、気分によって「色」を使い分けることを考えています。
例えば「草の葉」というバックグラウンドに惹かれました。「緑」は自然を思わせる色です。元気がない時、心に平穏をもたらしたい時、ストレスを感じた時などに効果的です。
さいごに
本書を読んでから、「色」に目が行くようになりました。
広告に使われている「色」や、道行く人が身につけている「色」に、関心が湧くようになりました。そして、人にどんな影響を与えようとしているのか、想像することが楽しくなってきたのです。
あなたも「色の力」について学んでみてはいかがでしょうか?