「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
本書を読むまで「ストレス」と聞くと、人生を蝕むものというネガティブなイメージを抱いていました。夜寝付けない理由も、人間関係がうまくいかない理由も、様々なことを「ストレス」のせいにしてきたように思います。
しかし、本書を読み終えた今、「ストレス」は強力なバネになることを確信しています。読み進めるうちに、自分が勇気を持って行動した時には、「ストレス」を感じていたことを思い出してきたのです。
ストレスは力に変わる
あなたは「ストレス」と言う4文字を見たり、聞いたりすると、どんなイメージを抱くでしょうか?
「不安」「プレッシャー」「恐怖」「怒り」「恐れ」など、ネガティブなことを思い浮かべますか?
僕も、ネガティブなイメージしか持ち合わせていませんでした。人生がうまくいかない理由を、「ストレス」というたった4文字で片付けようとしていたのです。
しかし、本書を読み終えた今は違います。「ストレス」を肯定的に捉えることができるようになったのです。その理由は、自分が勇気を持って行動した時には、「ストレス」を感じていたことを思い出すことができたからです。
おそらく「ストレス」がなければ、勇気ある行動をとることはできなかったでしょう。「ストレス」が自分を突き動かす、強力なバネに変わっていたのです。
たった二日の休日を充実させるために
僕の平日は、仕事によって馬車馬のように働いています。朝から夜遅くまで働き、帰ったらご飯を食べて眠るだけの生活です。
本当なら、ブログを書きたいし、本も読みたいです。たまには銭湯に行って汗を流すのもやってみたいです。
このような、やりたいことをやれない「ストレス」に襲われていると感じることがよくあります。
しかし、この「ストレス」は意外にも、強力な力を生み出しているように思います。なぜなら、僕の休日は、とんでもなく充実しているからです。
平日にできないことを、休日に盛り込むことができているのです。朝早くから夜遅くまで、自分のやりたいことに全力で力を入れることができています。
「ストレス」を全く感じていなかった学生時代にはありえない行動です。やりたいことをやれないという「ストレス」によって、休日の過ごし方が大きく変化するようになったのです。
今の自分を変えるために
いくら休日が充実しているからといって、5日間の平日をドブに捨てるような生活はうんざりです。そのため、今の自分を変えたいという「ストレス」も強く感じていました。
自分を変える方法は、たった一つしかありません。それは「いつもと違う行動をする」ということです。
しかし、いつもと違う行動というのは、僕たちにとって簡単なことではありません。どんな危険なことがあるか不安で仕方がないので、できることなら避けたい行動です。
こんな気持ちを突き動かすことができたのは、やはり「ストレス」です。どうしても今抱えている「ストレス」を解消したいという気持ちによって、いつもと違う行動をすることができるようになったのです。
僕にとっての、いつもと違う行動というのは、「勝間塾に入ったこと」や「ライフエンジンへ参加したこと」などです。今の自分を変えたいという「ストレス」がなければ、いつまでもウジウジした状態が続いていたことでしょう。
さいごに
紹介したように「ストレス」というネガティブな4文字が、意外にも、自分の勇気ある行動に繋がっていたのです。
本書を読んで、過去に「ストレス」を力に変える経験をしていたことに気がついた僕は、「ストレス」という4文字が一気に、強力なバネに変えることができるアイテムのように感じ始めました。
もしあなたも「ストレス」に対してネガティブな感情を抱いているようでしたら、本書を読んで、力に変えられる方法があることを学んでみてはいかがでしょうか?