香川県に浮かぶ直島が大好きな”ぞの(@z02n05)”です。
直島は「瀬戸内国際芸術祭」が開催されている島の中で、最も作品が多い島なので、初めて瀬戸内国際芸術祭に参加する人にオススメです。
今回は、直島の東側に位置する本村港付近で開催中の「家プロジェクト」について紹介します。
家プロジェクトとは
家プロジェクトは、家が作品として改築されたプロジェクトです。
直島では本村地区で開催されていて、他にも犬島で開催されています。
家プロジェクトは直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。
点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。
「南寺」に超絶感動した
家プロジェクトの作品は、7軒が公開されています。僕が鑑賞した作品は「きんざ」を除く6軒で、その中で最も感動したのは、ジェームズ・タレル氏の「南寺」です。
「南寺」は大変人気のある作品なため、朝一番でいかなければ、1時間ほどの待ち時間が発生してしまいます。整理券が配られるので、待ち時間の間に他の作品を見ることができますが、旅のプランを立てている人にとっては、見るかどうか悩ましいかと思います。
どうしても鑑賞したい人は、一刻も早く「南寺」で整理券をゲットすることがオススメです。また、島のいたるところにいる案内人さんに待ち時間を聞くことで、予定を立てやすくなると思います。
僕も以前、直島へ来た時は「南寺」を鑑賞すると帰宅できなくなってしまうため諦めたことがあります。そのため、今回は「南寺」が最も楽しみにしていた作品です。
作品の中に入ると、一見真っ暗で何も見ることはできません。暗闇という恐怖と戦うこと4,5分が経過する頃に、目の前にあるものが見え始めます。このあるものは、突然現れたのではなく、僕が中に入った瞬間から、目の前にあったとのこと。
はじめは見えなかったのに、少しずつ見え始めるという人の目の不思議と、作品に超絶感動してしまいました。作品の中で、「すげー!すげー!」と一人大興奮していました。
「南寺」の待ち時間で近くの作品を巡る
「家プロジェクト」はすべて徒歩で回ることができます。そのため、「南寺」の待ち時間があれば2〜4作品を見て回ることができます。
特に、山を登ったところにある「護王神社」や、200年前の家屋を改装した「角屋」は、巡るべきスポットかと思います。
また、近くには休憩場所やカフェがあるので、旅の疲れを癒す時間にしてもいいでしょう。
瀬戸内ではオリーブが有名なので、オリーブアイスやオリーブジュースを試してみるのもオススメです。
「きんざ」は完全予約制
「家プロジェクト」の中で、唯一、鑑賞することができていない家があります。それが「きんざ」です。
完全予約制のため、突然、行っても鑑賞することはできません。また、休館日が多いことやメンテナンス中になることがあるため、なかなか見ることができません。
完全予約制なので時間を気にしながら、他の作品を見なければいけないということも気をつけなければいけません。
「きんざ」を見るときには、「他の作品を諦めるのもやむなし」という覚悟で、早めに予約をしておくのが良いでしょう。
さいごに
今回の旅で、「南寺」を鑑賞することができたので、「きんざ」へ行くことができたら「家プロジェクト」を完全制覇することができます。
うまく回れば、1日で全て見ることができますが、僕は運が悪いようです。
あなたが「家プロジェクト」を巡る時は、作戦を練ってから行くことをお勧めします。
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