「お金原論―30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
僕はお金のことが大好きなので、いつもお金について、あんなことやこんなことまで考えています。もちろんお金に関する本は、山のように読んできました。
本書は、これからお金について考えてみようと思う、大人にお勧めしたい一冊です。
お金ってなんだろうから始まる
本書の始まりは「第1章 お金は信用を見える化したもの」という章からです。
お金についてこれから考えてようとしている人は、「信用って何?」となったのではないでしょうか?
しかし、お金が大好きな僕的には、この一言「お金は信用を見える化したもの」が、お金の全てを表しているようにさえ感じています。
そもそも紙幣や貨幣の原価は、たった数円でしかありません。それを僕たちは、みんなが同じように思っているからと、紙のことを「1万円」、コインのことを「500円」などと信用して使っているのです。
この信用がなくなった途端に、「1万円」は価値のないただの紙切れになってしまうのです。
内容はやっぱり大人向け
本書はお金の教科書として非常に役立つ一冊です。しかし、そうやって感じるのは、自分がお金についての経験が豊富だからのように感じます。
つまり、大人向けの本だということです。
どういうことかというと、言葉や事例がある程度、お金を使ったことがある人でないと難しいように思うのです。
B/SやP/Lといった用語や、住宅ローンの話といった、学生や20代にはちょっと難しい事例がたくさん登場します。
そのため、お金のことが全くよくわからないという人には、次のような本をお勧めします。
さいごに
先に紹介した言葉に馴染み深い30代の人にとっては、非常に身近な事例がたくさん登場しているはずです。
言葉はやや難しめですが、お金の教科書として大人におすめしたい一冊です。
あなたも手に取ってみてはいかがでしょうか?