あいちトリエンナーレが大好きな”ぞの(@z02n05)”です。
2016年は、愛知県美術館から鑑賞を始めました。
作品数がとても多くて、今までアート作品を見たことがない人でも楽しめる作品が展示してあります。
平日の混雑はあまりなく、2時間で見終えることができた
愛知県美術館へ行ったのは、平日の午前中です。会館の10時に合わせて足を運びましたが、数名待っている人がいるだけで、混雑している様子ではありませんでした。
おかげで各階(B2F,8F,10F,11F,12F)にある作品すべてを、2時間ほどで見終えることができました。
想像力が駆り立てられる作品
▲ジェリー・グレッツィンガー「Jerry’s Map」
アート作品を見ることが大好きな理由は、「この作品は何を訴えようとしているのだろうか?」と想像をすることです。
愛知県美術館10Fに入った瞬間に現れるこの作品は、無数の地図が集合しています。過去から未来へと都市がアップデートされていく様子が想像できました。
▲リウ・ウェイ
▲タロイ・ハヴィニ「Beroana」
▲イマン・アイッサ
どの作品も触れることはできませんが、近くに寄って鑑賞することができます。
非日常的な形状に、想像力がワクワクしていることを感じました。
▲大巻伸嗣「Echoes-Infinity」
今回のあいちトリエンナーレで最も感激したのは、こちらの作品です。
とても広い空間に、美しい模様が一面に広がっています。
部屋を出たところには作成中の模様を録画した動画が流れており、時間を忘れて作品が出来上がっていく様子に見入っていました。
体験して楽しむ
愛知県美術館10Fを鑑賞していたら、ボランティアスタッフの人に声をかけられました。
「こんな箱を持って鑑賞してみてはいかがでしょうか?」
箱の中身は3つのクエストがあります。作品を鑑賞中にこのクエストを行うことで、一味違った楽しみ方ができるそうです。
僕もやってみましたが、普段なら気に留めなさそうな部分や、人に見せるための質問のことを考えながらの鑑賞は、初めて味わう感覚でした。
ちなみにこの箱は、難易度が3段階あるうちの「普通」です。「難しい」も見せてもらいましたが、本当に難しそうでした。気になる人は、ぜひ挑戦してみてください。
また愛知県美術館12Fには、「ダミコルーム」という見て、触れて、直感的に美術を体験出来るスペースがあります。
親子連れで参加したり、子ども同士で参加するときっと盛り上がることでしょう。もちろん、僕のように一人でも、見ていて楽しむことができますよ。
愛知県美術館8Fにある観客参加型プロジェクト「パブローブ」は、みんなが不要になった服が展示されています。さらに、その服を着て記念撮影も行うことができるという、今までになかったようなプロジェクトを体験することができます。
さいごに
愛知県美術館の作品を鑑賞するのにかかった時間は、約2時間です。平日の開館と同時に行ったので、比較的混雑はしていませんでした。
休日は作品数が多い分、たくさんの人が鑑賞に来ることが予想されるので、時間に余裕を持った計画が必要かと思います。
しかし、逆に言うと、それだけ魅力的な作品が多いということでもあります。
あなたも、あいちトリエンナーレに足を運んでみてはいかがでしょうか?
▼あいちトリエンナーレ2016について
- テーマ:虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅
- 会期:2016年8月11日(木・祝)~10月23日(日)[74日間]
- あいちトリエンナーレのホームページはこちら
- 主な会場:愛知芸術文化センター(愛知県美術館)、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(長者町会場、栄会場、名古屋駅会場)、豊橋市内のまちなか(PLAT会場、水上ビル会場、豊橋駅前大通会場)、岡崎市内のまちなか(東岡崎駅会場、康生会場、六供会場)