美術館などで芸術作品を鑑賞することが大好きな”ぞの(@z02n05)”です。
そのため、たくさんの人に美術に興味を持ってもらいたいのですが、最低限の鑑賞マナーも必要です。
僕も美術館に通い始めたばかりの頃は鑑賞マナーを知らなかったのですが、これから美術館へ行くあなたには知っておいてもらいたいので紹介しましょう。
7つの鑑賞マナー
美術館を始めとした芸術作品が展示されている場所には、少なからず鑑賞のマナーが存在しています。
僕も学生時代に美術館通いを始めた頃は、鑑賞マナーを知らずに注意されたことが何度もありまりした。
注意されたので僕も気分が悪くなってしまいますが、それ以上に注意した人の方が気分が悪いでしょう。
それでは、あなたがそんな気分にならないよう、人にさせないように、鑑賞する時の7つのマナーを紹介しましょう。
作品に触らない、近づきすぎない
展示されている作品は、芸術です。今の姿形が少しでも変化してしまったら、価値がグッと下がってしまいます。
そのため、作品に触れることは絶対にNGです。
中には、触れても良いとされているものもありますが、かなり稀です。
触れないからといって近づきすぎることもNGです。もし、あなたが作品に見とれている時に、誰かがぶつかってきたら作品に触れてしまう危険があります。
美術館の関係者の人は、作品の保護に全神経を研ぎ澄ましているので、あなたもそれに協力してあげましょう。
邪魔になる荷物はロッカーへ
作品に触れる危険があるという理由で、邪魔になる荷物はロッカーへ預けましょう。
雨の日などで持っている傘や背負っているリュックなどです。
ほとんどの美術館には傘立てもロッカーも設置されています。
荷物ではありませんが、ペットを連れ込んでしまうのも原則NGなので、絶対にやめましょう。
撮影は原則禁止
作品を保護するため、写真撮影が禁止されている場合が非常に多いです。
展示会場の入り口や作品の枠外などに、撮影の可否が記載されているので、確認しておきましょう。
もし迷った時は、美術館関係者に確認すると、後でトラブルになることはありません。
飲食は休憩スペースで
もしこぼしてしまったりしたら、作品が汚れてしまいます。
そのため、飲食する時は、必ず休憩スペースで行うようにしましょう。
鉛筆以外でのメモはダメ
以前、ボールペンを使ってメモを取っていたら注意されてしまったことがあります。
自分ではいいだろうと思っていたことですが、作品を傷つけてしまう原因となるようです。
また、スマホでメモを取っていた時も注意されてしまいました。
美術館でメモを取る時は、鉛筆を使うようにしましょう。忘れてしまったなら、受付などで借りられる場合が多いようです。
ちなみに注意されて以来、僕は鉛筆と紙とクリップボードを持参するようにしました。
話をする時は、周囲の目を気にしましょう
美術館は作品に没頭するためにある場所です。
そのため、どんなにすごい発見をしたとしても、大声を上げることは我慢してください。
どうしても言いたい時は、周りの人に配慮しながら、小声で伝えましょう。
話したい気持ちはよくわかりますが、集中して作品に没頭している人もいるのです。
スマホは電源オフかマナーモードにしてポケットから出さない
話し声と同様に、スマホの音も没頭するための妨げとなってしまいます。
またメモや写真をとっていると疑われることもあるので、極力触らないようにするのがいいかと思います。
薄暗くてガラスが多い美術館では、スマホの光も作品鑑賞の妨げになりますしね。
鑑賞マナーの必要性について
芸術が好きな人に悪い人はいないと思っていますが、鑑賞マナーが悪い人はよく見かけます。
以前は、僕もその一人でした。
鑑賞マナーが必要な理由は、作品を保護すること。そして、これから作品と出会おうとしている人たちに、僕たちと同じように楽しんでもらうためです。
そのためには、作品は限りなく作られたままの状態を保つ必要がありますし、作品が展示される機会が継続される必要があります。
何かトラブルを起こしてしまっては、これから作品と出会う人たちの機会を奪ってしまうことになりかねません。
そんな事態にならないために、鑑賞マナーが必要なのです。
さいごに
僕は美術館が大好きですし、たくさんの人が好きになってもらいたいと思っています。
そして芸術で溢れた日常になったら、とてもワクワクした気持ちになることが想像できます。
そのために、鑑賞マナーを守って、みんなが楽しめるように協力してみませんか?