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「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 原田まりるさん」偉人たちの名言から心に響いた7つを厳選して紹介しましょう

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた

原田まりるさんの「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。

哲学は難しそうだけどいつか知りたいな、と思っていたところに、こんな可愛らしい表紙の小説を見つけたので早速ポチッと。

偉人たちの名言がとにかくカッコよくて、心に響いたので7つを厳選して紹介しましょう。

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あの偉人が京都にやって来た

小説をあまり読まない僕ですが、この本はなぜか手にとってしまいました。

いつか学びたいと思っていた哲学について知ることができそうだという期待と、この表紙のイラストに心を惹かれてしまいました。

本書の内容は、主人公の京都で一人暮らしをしている17歳の女子高生と教科書で聞いたことがある偉人たちが、哲学を交えた会話を繰り広げていくストーリーです。

偉人たちが女子高生にもわかるように自らの考えを伝えているので、10年前まで高校生だった僕でも、スーッと言っていることが伝わってきます。

偉人たちの名言厳選7選

それでは、女子高生と偉人との会話の中から、僕の心に響いた7つの言葉をあなたにも紹介しましょう。

自分の中にある本当の気持ちってなんだろう

祝福できないならば呪うことを学べ by ニーチェ

書籍を読み進めていく時に、まずはじめに目に付く名言がこの言葉。

自己中心的に生きることができない人に向けられているこの名言は、見た瞬間に「?」としてしまいました。

ニーチェが言っていることが理解不能だったのです。

他人から植え付けられた道徳に洗脳されている

ニーチェが女子高生に言ったこのヒントが、自己中が悪いと思っている自分を覆す解決策になる気がします。

自分自身の中にある本当の気持ちを否定しながら生きているのではないかと、考えてみることができました。

すべてを受け入れなければ状況は変わらない

“永劫回帰”を受け入れることを”運命愛”と呼んでいる by ニーチェ

ニーチェの言葉で唯一聞いたことがあるのが「永劫回帰」でした。もちろん意味は分かっていません。

辛いことがあったり、過酷な状況に置かれても”これは私が欲したことだ”と思ってみる

何を言っているのかわからないかもしれませんが、僕は「どんなことでも自分の人生を受け入れなさい」と言っているように感じました。

嫌なことが起こったからといって、それを否定していたら、いつまでたっても変化は起きない。そのことを受け入れることによって、状況を変えられることができる。

そんな強い言葉に感じます。

自分に新しい肩書がついたような喜び

己を超える、ということは苦しいこともあるが至高の喜びを感じられることでもあるのだ byニーチェ

思い返せば、「己を超えた」と思える瞬間には、苦しさと喜びがありました。

1年間、毎日アウトプットを続けていた時は、何を書けばいいかわからないや書く時間を確保することができない、などの苦しみを感じていました。

しかし、見事達成することができた時には、自分に新しい肩書がついたように感じ、喜びを感じたのです。

この経験が今の自分を支え、自身へと繋がっているのは間違いありません。

己を超えるということは、苦しいですが、喜びでもあることは間違いありません。

自分が情熱的になれることに力を注げ

主体的真理とは、”自分にとっての真実” by キルケゴール

キルケゴールは、夏なのに真っ黒のロングコート、真っ黒のタートルネック、真っ黒のパンツという黒ずくめのファッションをしています。

一見すると頭がおかしい人ですが、これが自分にとってのお洒落なので他人からどう見られようが関係ない。

このような自分ならではの価値観、自分にとっての真実のことを”主体的真理”というとのこと。

他人ではなく、自分が情熱的になれることに力を注げという強い思いを感じます。

怖いけど実は手が届くところに不安を解消する手段はある

自分に手が届きそうなことに対して、不安を抱くのです by キルケゴール

不安という感情は、僕にとっていつも付き纏うストーカーのような存在です。

仕事がなくなるんじゃないか、お金がなくなるんじゃないか、人から嫌われているのではないか、と不安のことを考えると、止まらなくなってしまいます。

しかしキルケゴールは、言います。

不安から逃れたという目的で、道を選んではいけません。
不安と誠実に向き合う。
不安に左右されて、自分を騙してはいけません。

そう、そう、そうなんです。不安は目を瞑ることによって、一時的に解消されます。

しかし、次に目を開けた時には、不安はもっと大きく成長しているのです。

怖いけど実は手が届くところに不安を解消する手段はある、ということをキルケゴールの言葉から学びました。

欲が膨らむ前に対策を

富は海水に似ている。飲めば飲むほど喉が渇くのだ by ショーペンハウアー

欲を出せば出すほどに、心が枯渇していくとショーペンハウアーは言います。

この言葉に、僕は「ピクッ」と反応してしまいました。その通りの行動を取っていたことをいくつか思い出したのです。

例えば学生からサラリーマンになったことで収入が増えました。そのため学生時代より高価なものを購入するようになってしまいました。食事も背伸びするようになっていました。移動手段に新幹線を使うようになっていました。

はじめは、コンビニ弁当だったり、夜行バスだったのに、小さな欲が積み重なって大きくなっていたのです。

この問題を解決するためには、自分の内側を健全に保つということが必要なのだそう。

女子高生と同じように、イマイチ腑に落ちていませんが、欲がもっと膨らむ前に対策を身に付けたいところです。

すべての責任は自分にある

人は自由の刑にさらされている by サルトル

サルトルのこの言葉が僕の中で最も響きました。

仕事や家庭があるにしろ、極論的に言えば、人は皆自由でしょう。

いくら〜をやらなければならないと考えていたとしても、最終的な決断を下すのは自分自身です。

人間は基本的に自由だ

何を選択し、やり遂げるかは自分自身に委ねられています。その結果、すべての責任は自分にあるというプレッシャーが、刑罰のように重く圧しかかっているのです。

僕も今、このプレッシャーと戦っています。

どう行動したらいいのか、何を学んだらいいのか、誰とチームを組んだらいいのか、全ては自分の責任です。

自由の刑という言葉が、今の自分にピッタリすぎたので、心に響きました。

さいごに

本書のおかげで哲学に無縁だった僕が、ちょっぴり哲学者になったかのように思いふけることができました。

そして偉人たちが残した名言を、人生の道に刻み込みたいと哲学を学ぶ意欲が湧いています。

あなたも哲学に興味がちょっとでもあるなら、本書から手に取ってみてはいかがでしょうか?

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