「これからどうするか」について語り合うことが大好きな”ぞの(@z02n05)”です。
毎日実験することをテーマに過ごしている僕にとって、この言葉は、生活に変化を加えることができる最高の言葉です。
是非あなたにも、この言葉を意識して使ってもらいたいので、紹介しましょう。
言葉を知って観察を始めました
「これからどうするか」
この言葉は、最近もっともお気に入りの言葉です。
知ったきっかけは、アドラー心理学について書かれた「幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII」で見つけたからでした。
「変われない」ほんとうの理由という章で紹介されています。
目についた瞬間から、どうしてもこの言葉を忘れることができなくて、自分が口にする言葉や人が口にしている言葉を観察していました。
苦手な人が口にする2つの言葉
僕には、苦手なタイプの人がいます。本当は、誰も苦手な人がいないと言いたいのですが、どうしても合わない人がいます。
話していても楽しくないし、できることなら近寄りたくないとさえ思ってしまいます。
そんな人の言葉に注目してみると、苦手な理由がわかりました。
「わるいあの人」
「かわいそうなわたし」
会話が終始、この二つの言葉に吸い寄せられているのです。
例えば、「わるいあの人」についてだったらこんな具合です。
- だからあの人は、うまくいかないんだ。
- だってあの人が、やれって言ったんだもん。
- あの人がいなければいいのに。
続いて、「かわいそうなわたし」についてはこんな具合です。
- わたしは、〜だからできないの。
- わたしが至らないばかりに。
どうでしょう?身近にこんな話ばかりしている人はいませんか?あなたはその人のこと好きですか?
僕は本当に苦手です。
「だから何?」と一喝してやりたい気持ちになってしまいます。が、自分はそうならないようにしようと思うだけにとどめています。
楽しい会話は、こればっかり
僕は普段から、「これからどうするか」についてばかり話したり、考えたりしていることに気がつきました。
そして、僕が好きな人たちも、「これからどうするか」についての会話しかしていません。
例えば、こんな具合です。
- 明日は何をやろう。
- 失敗しちゃったけど、次はどうやろう。
過去のことではなく、今から先の未来のことにフォーカスを当てているのです。
時には、「わるいあの人」、「かわいそうなわたし」になることもありますが、最終的には「これからどうするか」へと戻ってきます。
いろんな人の会話を観察していて、自分が好きだと感じている人は決まって「これからどうするか」という言葉に吸い寄せられた話をしているのです。
これからどうするか
この法則に気がついて、「これからどうするか」ですが、
自分は「これからどうするか」についての話しかしないようにします。
「わるいあの人」「かわいそうなわたし」の話ばかりする人には、近づかないようにします。
そうすることで、僕の日常は、もっと楽しくなること間違いありません。
さらに、「わるいあの人」「かわいそうなわたし」の罠にハマっている人を助けられるようにもなりたいです。
ようやく見つけた必殺の一言を紹介しましょう。
「わるいあの人」「かわいそうなわたし」の話をしている人がいたら、「じゃあ、これからどうするの?」とツッコミを入れることです。
ほんの少しだけですが、苦手な人の会話が好きな方向へと変わりました。
さいごに
「これからどうするか」は、大好きな言葉に認定されました。
自分がこの言葉をより意識できるようになるために、「幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII」で登場する三角柱を自作してしまったほどです。
あなたも「これからどうするか」という言葉に注目して会話してみると、面白い発見があるかもしれませんよ。
▼本書は、オーディオブック版もオススメです。