雑念が浮かんだら一旦書いておく、ということを実践中の”ぞの(@z02n05)”です。
この試み、すごくいいです。
今までやっていた作業から一瞬脱線するだけで、すぐに戻ってくることができるので、生産性が上がっていると感じています。
それでは、さっそく紹介しましょう。
雑念が浮かんだら一旦書いておく
何か作業をしている時に、ふと「あれをやらないといけなかった」とか「こんなことやったら面白いかも」とタスクやアイデアが思い浮かぶことは誰にだってあることでしょう。
さらに、そういった風に思いついたことほど、重要だったり価値のあるものだったりすることが多いものです。
だからと言って、今までやっていた作業を中断して、思いついたことを始めてしまうと生産性が落ちてしまいます。
例えば、本を読んでいる時に、メールの返信をしないといけないことを思い出したとしましょう。
本を読んでいる時は、僕たちの頭は、本を読むモードになっています。
このタイミングで、メールの返信を始めてしまったら、今度はメールの返信モードへと脳は切り替わってしまいます。
そしてまた、本を読み始めたら、再度、本を読むモードへ切り替わります。
このような、脳のモードの切り替え作業は、僕たちの脳にとって大変負担になっているように感じています。
本を読むという例で言うと、再度読み始めた時に、「前読んでいた内容ってなんだっけ」と思い出す必要も出てきます。
それでは、生産性が落ちてしまいがちです。
そこで僕は、メールの返信をするというような雑念が浮かんだときは、一旦書いておくことを試しています。
「nu board」という手元に置いておけるホワイトボードに、雑念を書いておくのです。
ちなみに写真の雑念は、起きてから活動開始するまでに浮かんだ、こんなことです。
- 「たった1日で即戦力になるMacの教科書」で学んだ設定をしないといけない
- セミナー代の振り込みをしないといけない
- Amazonの欲しいものリストを整理したい
- 映画「WE ARE X」を見てから、無性に「X Japan」を調べたくなった
このように書くという作業の一瞬だけ、活動を開始する準備モードではなくなってしまいますが、すぐに活動を開始する準備モードへ戻ってくることができるのです。
ここで、いちいち思いついたことを実行していては、活動を開始する準備はいつになっても終わりません。
これは、「明日やる」ことで効率化を図ろうとするマニャーナの法則に近い考え方です。
「今」浮かんだ雑念を「今」やるのではなく、「後」でやることで、今までやっていたことの生産性が下がらないようになるのです。
「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」という意味、「明日やる」を基本にすることで、仕事を完全に終わらせる画期的な方法です。 by 仕事に追われない仕事術
さいごに
「nu board」に雑念を一旦書いておく、ということを始めてから、生産性が上がった気がしています。
正確に言うと、生産性が下がらなくなったというべきかもしれませんが、とにかくいい感じです。
「今」思ったことを「後」でやるという考え方はオススメなので、あなたも実践してみてはいかがでしょうか。