「察しない男 説明しない女」を読んだ”ぞの(@z02n05)”です。
僕は普段から、「女性みたいな考え方をしているね」と言われることがよくありますが、それでも本当の女性が考えていることは理解不能なことが多いです。
しかし、本書を読んで「あー、なるほど。」と思うことがいくつもありました。
女性の友人にも読んでもらったら、「男性ってこう考えてるんだね」と、僕と同じようなことを言っていました。
男女問わず、異性が何考えているか理解不能な人が読むと、ちょっとだけ異性のことがわかるようになる本です。
自分はどっち?なぜ異性はこう考える?
異性の考えていることが理解できないってことは、異性と関わったことがある人なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
僕も今までの人生で、数多くの女性と関わってきましたが、理解不能な思考や行動に惑わされることばかりでした。
その理由も、本書を読んでから、わかってきた気がします。
あなたも、100%理解し合えるようになるのは難しいにしろ、なんとなく理解できるようにはなるでしょう。
本書でも、このように言われています。
- 「男と女は、異星人だ」と言ってもいいほどです。
- 本書でいう男・女とは、性別的なものではなく、コミュニケーション上の「カテゴリ」だと思ってください。
- 「異性」の考え方に、100%納得する必要はありません。
そのため、あることについては、「あれ、自分は男なのに、女性の考え方に近いな」ということだってよくあります。
女性的な考えを持つ男性というやつでしょう。僕も多数、このように感じました。
本書は、「自分は男性・女性どちらの考え方に近いのか」「過去に感じた理解不能な異性のこと」を想像しながら読み進めると、きっと面白いかと思います。
「なんで、女性は説明してくれないのか?」という疑問が解決しました
本書の内容は、「こういう時、異性は〜と考えている」「だから、〜してあげるといよ」というスタイルで多くの事例が紹介されています。
その中で、もっとも印象に残っているのは、「なんで、女性は説明してくれないのか?」という疑問が解決したことです。
僕が女性に対してよく思っていることは、「なんで、説明してくれないの?」ということです。
その理由は、男女の察する能力の違いだそうです。
女性の感受性=察する能力は、男性と比べてとてつもなく高いわけです。
世の男性の会社勤めの皆さんは経験があるかもしれません。何も言ってないのに、女性が気を使って飲み物を持ってきてくれたということが。
僕は、いっつも理解不能でした。なんで、頼んでもないのに、欲しいものがわかるの?と。
また、プレゼントをもらう時だってそうです。なんで、欲しいものを知ってるの?と感じることがよくあります。
このように、女性は察する能力がとてつもなく高いのです。
そのため、女性目線でいうと、いちいち説明なんてしなくても、察してくれていることが当たり前になっているのです。
だから、男性的には理解できないのです。そして説明を求めてしまうと、なぜか怒られるなんてことがあるのです。
では、この問題にどうやって解決したらいいのか。本書には、こうあります。
「わかり合えない」を前提に言葉を尽くす
本当に、察するなんてことはできないと思っているので、話し合う以外に方法はないと思っています。
そこで僕から、全国の男性に変わって女性にお願いがあります。
「察する能力がとてつもなく高いことは理解しました。しかし、大変申し訳なく思いますが、僕たち男性は察することができないのです。だから、教えて欲しいです。」
さいごに
本書には、上記で紹介したような事例がいくつも載っていて、異性の理解不能な思考や行動に納得することができるようになるかと思います。
僕は今では、女性のことがわからないと思ったら、辞書のように本書で調べたりしています。
あなたも異性のことが知りたいと思ったなら、オススメの本です。きっと、「あー、なるほど。」と思うことがたくさんありますよ。