ひふみアカデミー@名古屋に参加してきました。
Ustreamで聞いたことは何度もありますが、”生”は初です。
話を聞けば聞くほど、ひふみ投信にお金を預けていてよかったと心から思えます。
変人が多いひふみ投信
たいへん失礼ですが、つくづく変わった人が多いなと感じました(笑)
藤野さんも、変わった人ですが、今回、出会った変わった人は、「おさる」さんww
見た目が・・・(笑)藤野さんに、お前はまだ、人間になれていないと、言われているとのこと。
おさる(栗岡さん)曰く、このような意味らしいです。
年間400〜450の会社を、革靴がぼろぼろになるまで、草をかき分けるように歩き回っている
上半期の「ひふみ」
前半部分は、ファンドマネジャーの渡邉さんが説明してくれました。
上半期についてはTOPIXと同じ成績で、2014年12月を100とすると2015年6月は117。
17%上昇しているみたいです。
この半年のうち、ひふみ投信は前半(年始)は、TOPIXに負けていました。
なぜかというと、TOPIXへの影響が大きい大型株の株価が上昇して、ひふみ投信への影響が大きい中小株の株価が下落したためです。
ですが、最近になって中小株が元気になってきたためひふみ投信がTOPIXに追いついています。
大型株の株価上昇
なぜ、大型株の株価が上昇していたのでしょうか?
理由は2つ。
- 金融緩和による利回り低下
- 公的資金の流入
金融緩和による利回り低下
機関投資家は大きく2種類います。
1.株式に投資をする人 2.債券に投資をする人
金融緩和により債券に投資する人が、株式市場に投資先を変更してきたとのこと。
株価のボラティリティ(変動)が小さく、配当を安定して出してくれる銘柄への投資を行っているらしいです。
その銘柄は、当然、中小株ではなく大型株ですもんね。
公的資金の流入
よく、ニュースで耳にしますね。
GPIFや日銀が買っているものは、インデックスです。
インデックスもまた、大型株が多く組み込まれていますね。
この2つの理由によって大型株は下支えられ株価を伸ばしていたと教えて頂きました。
今後の注目点
なんといっても“新3本の矢”です。
- スチュワードシップ・コード
- 伊藤レポート
- コーポレートガバナンス・コード
藤野さんの本の中でいっていたことがそのまま出てきました。
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おさるの活動報告
ここからは、栗岡さんのお話になります。
初めてお会いしましたが、話がすっごいわかりやすくて面白い!
なにより、言動が・・・w
マイクの調子が悪くなったり、プロジェクターのコードに脚を引っかけたり一人でツボにはまっていました(笑)
興味深い話がいっぱいありましたが、そのポイントだけ紹介します。
- シニアアナリスト
- レオスに入社して3年目
- 以前は証券会社で働いていて藤野さんに営業をしていた
- 普通の投資家が行かないような会社に訪問している
- 失われた10年で株価が上昇した企業は70%
- 外国人投資家の資本が流入している
- 働き手・後継者が不足している
- 小さい成長株はアナリストから見逃されている
- 企業の設備投資欲が戻ってきている
最後に
セミナー終了後に、ちらっと噂で聞いたを渡邉さんに質問しました。
要約すると、「ひふみ投信は市場は読めないことを認めているという関係で、成長しないと思われる株も一定数組み入れているか?」という質問。
答えは「NO!」
そんな噂どこで聞いたの?といわれました(笑)
「少しずつしか上がらないような株なら組み入れている」とのこと。
噂が噂でよかったw自分の勘違いだったのかなw
ひふみ投信らしくないと思って懸念していたところなので、ほっとしました。
これからも、ひふみ投信に投資していきます!
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